放送法違反の嘘出鱈目捏造歪曲報道のテレビ朝日「報道ステーション」
※番組ごとなくすべき
ニュース番組でも特に悪名高い「報道ステーション」。「越えてはならない一線」を越えてしまった様だ。
加計学園の獣医学部新設に関して、加計学園と競合して学部開設を狙った大学は京都産業大学であった。結果として加計学園か選ばれ、理事長が安倍首相と「長年の友人」であったが故に「そもそも加計学園有利の不公正な選定だったのではないか?」と言う邪推が横行している訳だが、今治市の教育特区を認可したのは鳩山内閣の時だ。その前の第一次安倍内閣でも申請はあったそうだが、その時は「不認可」だった。安倍首相が友人の学園の為に便宜を図るのであれば第一次政権の時点で認可していた筈であろう。退陣した時点では「再登板出来る」とまで考えてはいなかった、と言えるだけに「その事実」を無視した推測に意味はないであろう。
…それでも
としたいのか、「報道ステーション」ではこの様な出鱈目放送を行ったのだ。
国家戦略特区会議に提出した資料は京都産業大学はA4用紙20枚に及ぶ物を提出したと言う。これに対して、「報道ステーション」では「加計学園が提出した資料はA4用紙2枚」として報道した。しかも、文中でエボラ出血熱を「MARS」と誤記している事まで御丁寧に指摘。これは自由党の森裕子が
と、指摘する通り、「MERS」が正しいスペルだが、わざわざそのシーンを添える事で、
「提出した資料の分量がライバル校の10分の1で単純なスペルミスまであるにも関わらず加計学園が選ばれたのは当人達の説明以上の『何か』があった」
と思わせるには十分な出来上がりになっている。その「何か」とは言うまでもなく系列の朝日新聞が報道した
「安倍首相の意向とそれを『忖度』した役所」
と言う結論に視聴者を導くには十分であろう。
※国民はもうテレビ朝日の嘘出鱈目を知っている。
ところが…である。
実際には「報道ステーション」が「加計学園の資料」として報道した2枚の資料は加計学園が作成したものではなく、「今治商工会議所」が作成した物だった。…しかも用紙の右上にそれは明記されている。それを「報道ステーション」はその部分を隠す事で、
「加計学園が作成した資料はA4用紙2枚に過ぎなかった」
と言う印象操作を目論んだ訳だ。放送法4条では
「報道は事実を曲げないですること」
と、規定しているが、
事は「事実を曲げないで報道した」とどうして言えるのか?この時点でテレビ朝日の放送法4条違反は確実である。またこの今治商工会議所の資料は国家戦略特区の区域会議で出されたものであり、京都産業大学の資料は国家戦略特区ワーキンググループで出されたものだと言う。提出先からして違うのだから単純比較しても何ら意味はない。
「報道ステーション」は御丁寧に
「加計学園 2枚」
とテロップを入れているのでどう考えても
「2枚の資料が『加計学園の資料』」
と言う前提で編集しているのは明白だ。従って
「編集ミス」
とか
「使用する画像を間違えた」
と言う言い訳も通用しない。…実際に加計学園が提出した資料はA4用紙28枚に及ぶ物だった。また、今治商工会議所の資料には右上に「今治商工会議所」と明記されている。常識的に資料を読めるのであれば「見落とし」などまず有り得ない、と言って良いレベルだろう。これを「見落とした」のであれば資料読解能力や洞察力が根底から欠如している、と言う証明にしかならない。これは「放送免許の有無」以前の問題であり、その程度の能力しか持っていないのに「報道」に携わってはならない事は論を待たないが、放送したのはテレビ朝日であり、勿論朝日新聞の系列だ。最初から「そういう常識」をこの系列のメディアに求めてはいけないのだが…
と、言う対応だった。さて本日も同様に「触れない」で放送されるのか?それともそのまま無視するのか?その対応は見物である。