獣医学部新設、反対派の獣医師会が加計学園を後押しする形になっていた。

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※結果的には反対派の獣医師会が加計学園を後押しする形になると言う皮肉な結果に…

加計学園獣医学部新設を巡り、50年以上も獣医学部の新設を認めなかった巨大な「岩盤規制」に穴を開けるため、政府は2016年11月9日、獣医学部新設について、

「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能とするための関係制度の改正を、直ちに行う」

事を決めた。当時加計学園だけでなく、京都産業大学獣医学部新設を目指していたが、この条件が加えられて断念した、と言う経緯もあり、コレが野党の連中に言わせれば

加計学園の理事長が安倍首相の友人だから、この条件が設けられた》

と言う前提で追及をしている訳だ。しかし、実際には日本獣医師会が、獣医学部新設の「決定の撤回」、もしくは「1校限り」という条件を猛烈に求めていた事が判っている。

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宮崎岳志はアホ過ぎる…


5日の国会でも民進党宮崎岳志の質疑の際に

京都産業大を追い落とすための条件だ」
と、した宮崎岳志に対して安倍首相は
「『1校に限り』という要件は(日本)獣医師会から要請があった」
と、答弁しているのだが、一方テレビ朝日「報道ステーション」は
《しかし、獣医師会はそんな要請はしていないと主張。》
と、報道している。しかし、答えは明らか夕刊フジの記事の指摘通り、日本獣医師会のメルマガで
《会長自ら「決定撤回もしくは1校のみ」にするよう「奔走」「粘り強い要請活動」した》
堂々と記載されているのだ。
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※これを無視する事は出来ないだろう。
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※それでもTV朝日は嘘を垂れ流す。
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日本獣医師会が安倍政権の閣僚のパーティ券を購入して接点を持ち、自分達の要望を(適切かどうかは別にして)伝えようとするのは法に触れない範囲なら問題にする事ではないし、そうする自由、と言うのは当然認められなくてはならない。また、名前の挙がった閣僚も法に触れない範囲でのやり取りであるなら問題にする事ではない。獣医師会が獣医学部新設に反対なのは今更言うまでもないが、それでも「1校のみ」と言う落とし所を自ら示し、安倍政権がそれを「規制緩和の反対意見」として取り上げてその「1校のみ」と言う落とし所で決着を付けたのであればそもそも「文句を付ける筋合い」はないのではないか?現実問題として四国には獣医学部がない、と言う現状があった上、地元も強く要望していたからそれに応えただけの話ではないのだろうか?それとも獣医学部新設にあたり、

加計学園でなく京都産業大学でなければならない」

理由でもあったのだろうか?また

加計学園の理事長が安倍首相の友人である以上、他の事情は一切無視してでも京都産業大学獣医学部新設を認めなくてはならない」

と言う決まりでもあったのだろうか?その様な理由があるなら是非とも聞いてみたいものだし、そういう決まりを安倍首相が無視したのであれば何故国会で誰もそれを指摘しないのだろうか?それを明確にしない限り幾ら野党が国会でこの問題を追及しても意味はない。時間と経費の無駄を生むだけだ。この問題で安倍首相を追及したいのであれば野党はそれを示す事だ。裏返せば「それが出来ないなら無意味な追及をするな」と言う事でもある。
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※と、言うか追及自体に無理がある。

こういう事実は産経以外殆ど報道しまい。だが、決して無視する事は出来ない事実である。繰り返しになるがこういう事実を無視した追及に意味はない。無理筋な追及で無謀に突っ込み過ぎると野党にダメージが跳ね返る事になる。「引き際」をも見失っているのでは野党は何ら救いはない。「ブーメラン」を喰らって自滅するのがお似合いの末路だが、それを回避できるかどうかに野党の器量が問われる。勿論期待など出来ないが、それが「野党が支持されない」理由の一つなのである。それ一つ理解出来ない愚物共に「政治」に携わる資格はない。
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※引き際を見失えばそれ以下。野党の事だ。