藪蛇文春砲

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※文春砲、発射されるが…?

週刊文春が報じた

加計学園自民党下村博文幹事長代行の後援会の政治資金パーティー券計200万円分を購入し、後援会が政治資金収支報告書に記載しなかった」

と言う記事、これが事実であれば下村氏本人の責任のみならず、下村氏が自民党東京都連会長として戦っている東京都議会議員選挙への影響は必至で、自民党は「苦戦」どころか「大敗北」を喫する可能性が濃厚になる。そうなれば安倍政権の政権運営、安倍首相の求心力にも当然影響が出る「大事件」となるであろう。「反安倍」陣営からは「文春砲様々」であろうが、実際は「そうではない」模様だ。
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※過ぎたるはなお及ばざるが如し…

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※下村氏は全面否定。
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※お前は自分の国籍の「情報公開」「説明責任」が先だろうが。

29日発売の週刊文春記事では

加計学園が平成25年と26年、当時文部科学相だった下村氏を支援する政治団体「博友会」のパーティー券を各100万円、計200万円を購入した」

と報じた。これに対し、下村氏は同日の記者会見

「25、26年とも計11の個人と企業が1社(者)20万円以下で購入した。加計学園が購入したものではない」

「(25、26年にそれぞれ)加計学園の秘書室長が11の個人・企業から預かった計100万円の現金を事務所に持参したので領収書を作成した」

と、した上で

加計学園から寄付もパーティー券の購入もしてもらったことはない。全く事実に反する」

と、文春記事を全面否定している。
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※下村事務所としての反論文。

下村事務所として既に上記の反論文を出しているが、この中で特に大きなポイント、と言えそうなのが

・下村氏の会見での主張は「日報」で裏付け出来るが、文春は記事にこの「日報」の写真も掲載しておきながら何故かその内容には触れていない。

・文春が入手した情報は「デジタルデータ」である。

・文春に情報提供したのは現在自民党以外の政党から都議選に立候補している下村氏の元秘書である事を文春記者も認めている。

と、言う点であろう。

その「都議選に自民党以外の政党から立候補している下村氏の元秘書」と言うのが板橋選挙区の候補者平慶翔ではないか?とされているのだ。

※下村氏が暴露。
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※それでもネット演説に平然と出られる厚顔無恥ぶり。

この平慶翔、下村氏の秘書時代に「事務所費の横領」や「事務所PCを隠した」と言った理由でクビになった、と言う前歴の持ち主なのだと言う。その証拠として下村氏は平慶翔自身がそれらの行為を認め、本人直筆サインの入った「上申書」を公開している。
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※本人直筆サインがある上申書と退職届。筆跡は…?尚、上申書は弁護士同席の元で提出した、とか?

平慶翔本人は「自分の筆跡ではない」と主張している様だが、同時に公開された平慶翔の退職届の筆跡と見比べて見ると…?何を言わんや、である。

その平慶翔、週刊新潮の記事によれば刑事事件として告発されても当然の案件だったのを下村氏の「武士の情け」でそれを免れたにも関わらず、何食わぬ顔で古巣には内緒で次期衆院選愛知2区の自民党候補の公募に名乗りを上げた」のだと言うから「とんでもない悪党」である。

勿論「身体検査」で即座に「ボロ」が出て、あっさり落選、それで次は都民ファースト」に鞍替えして板橋選挙区に参戦した、と言う訳だ。…しかも板橋区は下村氏の「お膝元」である上に現職の自民党都議はいずれも下村氏の元秘書だと言う。そういう「対決」を演出する小池百合子小池百合子だが、それに乗っかって「恩を仇で返す」真似をするこの男もこの男だ。「人として」こういうのを都議になどしてはならない、と強く思う。

また、平慶翔のこの一件から都民ファーストの候補者の身体検査」が如何に杜撰なものかよく判る、と言える。そうでないなら小池百合子は「敢えて」平慶翔を候補者として採用した、と言う事だ。だとすればその「腹黒さ」は他の及ぶ所ではない。それでも都民ファースト」を支持出来るだろうか?
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※まさか、一番の悪党はこの「緑のオバサン」か?

下村氏の主張が誤りだと言うなら、文春は情報入手経路を明確にして反証する必要があるだろう。下村氏の反論通りなら文春は

「情報の一部を抜き出した歪曲記事で選挙に臨む有権者の判断を誤らせる」

結果を生む事になる。…その責任は取れるのか?また、指摘通り情報提供が平慶翔なら

「悪質な選挙妨害案件」

と化し、平慶翔のみならず、文春にも責任は及ぶ。しかも下村氏の主張通りなら

「答えは文春が入手している『日報』にあった」

のだから、「知りませんでした」とか「調べが足りませんでした」なんて言い訳は通用しない。下村氏は「刑事告訴」を検討していると言う。文春も平慶翔も「今のうちに」「とるべき対応」を行うべきであろう。
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※主張通りなら「秘書のせい」でも民進党のそれとは「似て非なる」ものである。

逆にこの一件、都議選での自民党潰しが目的で「都民ファーストと文春がグル」だとしたら、小池百合子の関与があったのか?と言う民進党もビックリの「大ブーメラン」に発展しかねない。さて、真相はどうなのか?いずれにしてもこの記事が「藪蛇文春砲」とでも呼ぶべきなのは間違いないだろう。
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※真実は早めに明らかにする事をお勧めする。