言うべき事をしっかり言う河野太郎

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内閣改造で新たに外相に就任した河野太郎、早速「やってくれた」。

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フィリピン訪問中の河野太郎は7日に支那外相の王毅と外相会談を行ったが、その際、

東アジアサミット(EAS)外相会議で支那を批判したことについて王毅

「あなたの発言を聞いて率直に言って失望した」

と反発したのに対し、

「中国には大国としての振る舞い方を身につけていただく必要がある」

と反論した、と言うのだ。

河野太郎は7日のEAS外相会議で

南シナ海における急進かつ大規模な拠点構築は継続しており、深く懸念している」

と述べ、支那国際法無視の一方的な海洋侵出を批判した。米軍が支那を牽制するため南シナ海で実施している「航行の自由作戦」に関しても、明確に支持を表明したのだが、王毅がコレに反発したのも当然、と言えば当然の成り行きである。

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王毅としては河野太郎河野洋平の息子、と言う事で河野太郎が自分達に批判的な事は言わないだろう、と勝手に踏んでいたのだろうが、見事に予想を裏切られた訳だ。ザマミロ。それ故

「あなたが外相になると知って以降、私たちの多くの人が期待を抱いた」

「完全に米国があなたに与えた任務のような感じがした」

と言う発言に繋がったのだろうが、河野太郎の発言は国際法上当然の発言であり、それをしない事自体が日本の国益を毀損し、「法による支配」を拒否する事になる。河野太郎のキチンと「言うべき事を言う」姿勢を安倍首相が評価して外相にしたのなら、やはり安倍首相に「見る目がある」と言う事なのだろう。

河野洋平の息子」と言う事で我々も彼を誤解していたのかも知れないが、こういう姿勢を継続していけるのであればもっと評価されなくてはならない。河野太郎が「ポスト安倍」を狙っているかどうかは定かではないが、キチンと「国益の為に」動ける政治家であるならその候補として考えても良いのだろう。今後の言動にも注目、である。