抜け目ない小池百合子と惨めな選挙戦を戦う民進党

イメージ 1
※「当選」のためにはプライドも理念も棄てる。それが民進党

民進党」の看板もプライドも捨てて文字通りの

「形振り構わず」

で今回の総選挙に臨む民進党枝野幸男を中心に「リベラル派」は「立憲民主党」なる政党を立ち上げたが、昨日の記事でも触れた様に、

「それこそが『日本の政治の膿』」

そのものである。そんな連中など「全員落選」させるべきなのは論を待たないが、「希望の党」に膝を屈して

「惨めな選挙戦」

を戦ってまで「議員であり続けたい」と願う「合流派」もやはり

「タダでは済まなかった」

模様だ。
イメージ 2

イメージ 3
※少なくとも小池百合子は最初からそう言っていた。

希望の党」代表の小池百合子民進党候補者を公認する「条件」として

憲法改正と安保法に賛成」

と言う条件を出していた。民進党としては憲法改正には消極的、安保法には反対、と言う立場だっただけに

「これまでの主張を180度転換」

しなくてはならない訳だが、「当然」と言うべきか、小池百合子は抜け目なく「政策協定書」を用意していた。…勿論「政策協定書への署名」が公認条件である。10項目あると言うその「政策協定書」には憲法改正について

憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進める」

と、明記し、安保法についても「賛成」を前提

「適切に運用する」

と明記していると言う。また、

「不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する」

と言う文言もあり、どう解釈しても

憲法9条で日本の平和が守られる」

などと言う憲法9条教」に沿った主張はしようがない。

その他には

永住外国人への地方参政権付与は『反対』」

と言う項目もあり、そういう主張をしてきた民進党候補者には「屈辱」以外の何物でもない内容である事は疑いの余地はない。…民進党候補者は「そこまでして」「『希望の党公認』を得て」「議員になりたい」と言うのだろうか?
イメージ 4
※コレがその「政策協定書」

民進党議員の誰がそれらの問題に対して「どんな主張をしていたか」はネットなどで調べればすぐに判るだろう。従って選挙戦で「希望の党公認」の看板を背負った民進党候補者が少しでもこの「誓約」に反する言動をすればまず確実に「その言動の矛盾を指摘され」

「瞬く間にネットでその言動が拡散」

される結果になるのは「火を見るより明らか」である。民進党イズム」に染まっていれば妙な屁理屈を捏ねて民進党がこれまでしてきた主張に沿った「珍解釈」を披露してくれる可能性はそれなりにありそうだが、勿論「希望の党」でもチェックは怠らないだろうし、

「選挙で当選すればそこまで」

なんて考えは「有権者への冒涜」そのものである。また民進党議員の事だけに、選挙でそれなりの議員が当選したら民進党の主張を復活させる「政党内政党」として「獅子心中の虫」となるか「主導権を握ろうと『クーデター』」なんて真似もやりかねない…と思いきや、政策協定書には

「当選した場合希望の党の所属する会派に所属して国会活動を行う」

希望の党党員として政治活動を行う」

と、明記している。
イメージ 5
民進党の企みなど小池百合子は見抜いて「手は打っている」のだろう。

つまり民進党候補者は全員が離党した訳ではないので当選すれば「二重党籍者」になる可能性もある訳だ。また当選して「民進党に戻る」なんて真似はやれば余りにも

「義に欠ける」

行為だ。そこまで来れば「選挙詐欺」そのものであり、そうなった場合国民の反発は必至で民進党の支持率は完全に壊滅するであろう。そんなリスクを承知でそんな暴挙に出られるのだろうか?それをやれば「次はない」し、やらなくても「議員になる為に魂を売った」事に変わりはない。そんなのを

「我々国民の『代表』」

認める事などどうして出来ようか?「国会議員は国民の代表」と言う「原点」に立ち戻って考えれば

「この様な『醜悪な』選挙対策

を行う候補者が「国民の代表」に相応しいかは自明の事である。
イメージ 6
※所詮は朝日新聞の言うことだ。

尚、希望の党

「外国人への地方参政権の付与に反対」

だが、朝日新聞

《(小池百合子が)新党設立を表明した際に示した「ダイバーシティー(多様性)社会の確立」との矛盾が問われそうだ。》

と、言う。しかし、外国人参政権付与」は「多様性」の一環ではない。私的なサークルや企業活動で外国人の意見を重視したり、リーダーとして活躍して貰うのは大いに結構な事である。だが、政治はあくまでも「公的」なものだ。日本の政治問題である以上、日本人が対処するのは当然の話だが、朝日新聞ではその「当たり前」が理解出来ないのだろう。それを「区別」と呼んでも「差別」や「排除」とは呼ばない。「権力者を批判する」と言うスタンスは自由だが、朝日新聞、せめてそうする前に

「言葉の意味を正しく理解して」

記事を書くべきであろう。こんな体たらくだからこそ、民進党同様、朝日新聞の信頼は

「回復する事はない」

のである。
イメージ 7
朝日新聞も、民進党も。