民進党が政党ロンダリング?

イメージ 1
※要はこういう事。

選挙戦も終盤戦に突入している。今回の総選挙、冒頭から

民進党が候補を擁立せず、『希望の党』へ合流」

と言う「健全な政党政治」が想定しないであろう「異例の選挙戦」となった。

イメージ 2
※政党の党首としてはあながち間違いではないのだが…

民進党サイドとしては「全員公認」で「乗っ取り」同然に合流を謀った小池百合子「排除」発言でその目論みは潰えた。そして「そうなる公算が高い」とされる連中が集まって「立憲民主党」を立ち上げた。この菅直人内閣そのもの」でしかない醜悪な顔ぶれの政党が何故か「リベラル票の受け皿」となったと共に何故か「排除」された被害者同然の扱い

※政党を支持する理由に人情はいらない。主張や政策で判断すべき。

希望の党を上回る支持を集めてしまった。「史上最低最悪」と言う評価が定着している「菅直人内閣」の亡霊が安倍首相を批判するなど

「ブラックジョークにも程がある」

レベルだ。

しかも希望の党から出馬した民進党前職を含め、選挙後に

「再結集して民進党復活」

なんて動きになる、と言う憶測は後を絶たない。

イメージ 3
※それを行えば民進党は国民を騙した事になる。

と、言いたくもなる展開だが、恐ろしい事にこの様な動きに

「法的規制はない」

のだと言う。
イメージ 4
イメージ 5
※完全に有権者を愚弄しているが民進党ならやりかねない。

と、言う小川敏夫の発言や選挙期間中の希望の党からの民進系候補の発言を見ると
イメージ 6

そういう憶測が後を絶たないのも納得ものだ。一方、立憲民主党サイドとしては
イメージ 7

と、「選挙後の再結集→民進党復活」と言うシナリオに否定的ではあるが、岡田克也野田佳彦江田憲司と言った「今回無所属出馬の民進党左派系」から統一会派」の構想が模索され、「検討の余地がある」と、受け取れる発言立憲民主党サイドからは出ているだけに油断は出来ない。
イメージ 8
※国会法109条の2。

国会法109条2によって、比例代表で当選した議員が選挙で競合した政党や政治団体に移ることは原則として禁じられている。例外は所属政党の合併や分裂、と言う様なケースだ。しかし、選挙区当選者の政党移籍に制限はない。しかも同法には「抜け道」があり、その選挙戦で「競合していない」政党、即ち今回一人も候補者を擁立していない「民進党」には、どの政党からでも移籍は可能になってしまっているのだ。従って希望の党」でも「立憲民主党」からでも、そして「無所属」でも当選さえしてしまえば全員、民進党に入ることが可能になってしまっているのだ。コレを意図的に行うのであれば、現在「民進党」の看板で選挙戦を行っても「惨敗は火を見るより明らか」だが、他党や新党の看板で当選して即離党して「民進党」に再結集すれば労せずして「民進党」の議席を増やす事も大いに有り得る話なのだ。…そういう「懸念」があるだけでも希望の党」や「立憲民主党」に「投票してはならない」理由としては十分過ぎると言える。

今回の民進党のケースは「法の欠陥」と言うより「法が想定していない」範疇の話、と考えるべきであろう。選挙前に政党が分裂して所属議員が他の政党の看板で当選し、再結集するなど政党政治の常識」から外れている。政党とは政策実行集団であり、法律も「そういう前提」で作られている。候補者も勿論「その政党の主張や掲げる政策を実行する」前提で有権者の審判を受けるのが「建前」であろう。政党を「選挙対策用」組織としてのみ活用するなんて「真っ当な政党政治」の範疇にはない。そういう懸念が出るのも

民進党(民主党も)が『選挙互助会』としてしか機能していなかった」

からなのだが、それでも民進系候補に「一票を投じて」「政策実現」を期待する意味が何処にあるのだろうか?

イメージ 9
民進党に政策実行能力はない。

更なる問題として

「結果的に『そういう事も有り得る』展開になってしまった」

のか

「最初から『そういう狙いで』この様な選挙対策を採ったのか」

と言う疑問が出てくる。

先に挙げた小池百合子の「排除」発言や15日に町田市での演説

イメージ 10
※幾らなんでも暴言にも程がある。

こんな暴言をそれも「店舗前で」行った、と言うのだから小池百合子も始末に負えない。コレでは小池百合子が求心力を失うのも当然だ。こういう姿を見て

「これなら民進党の方がマシだった」

とでも言う空気になってしまったのであれば、それは候補者本人ではなく、当然ながら小池百合子に責任はあるが、希望の党で戦う」と言う決断をしたのは候補者本人だ。政治家を目指すならせめて筋は通せ逆に

「最初からそういう狙いで」

この様な選挙対策をしたのであれば前原誠司も相当の曲者だ。いずれにしてもこの様な

「民意をないがしろにする」

政治家の言動を法で規制するのは今後のためにも重要な政治課題として行わなければならない。通常国会で是非とも早急に対策を考えて頂きたい。

また江田憲司
イメージ 11
※暴言野郎。

「騙す方も悪いけれど、騙される方はもっと悪い」

と、民進党を巡る「ドタバタ劇」に関して、

「それに騙される有権者が悪い」

とも受け取れる発言もしていた。

※所詮はこういう事。

希望の党にしろ、立憲民主党にしろ、無所属にしろ、これ程我々一般国民を「バカにする」連中はない、と言って良い。連中は我々一般国民を

「自分が議員になるための『踏み台』」

位にしか考えていない。日本国憲法では「国民こそ主権者」なのだが、その「主権者」をこの様に見下す連中の言う「立憲主義」がいかに「まやかし物に過ぎない」かはこれらの言動からも明白である。「安倍憎し」に取り憑かれたマスゴミ風情が連中を如何に持ち上げた所で連中の本質は何も変わる事はない。有権者に出来る対策はただ一つ。

「それらの候補には一切合切投票しない」

事に尽きる。ここまでバカにされた事への報復として

「落選させる」

事は

「政治の浄化」

「健全な国家への歩み」

の為にも必要である。それを行う事で

「健全な政治による健全な国民生活」

が生まれるのである。民進党系の政党や議員、候補者は

「それを阻害する」

要因以上の存在にはなり得ない。
イメージ 13
※そういう「政党ロンダリング」を認めてはならない。