民進系の希望の党議員に小池百合子を批判する資格はない。
「恨み節」
「反発」
が公然と行われる様になってきた。
民進党前職の議員は「希望の党」「立憲民主党」「無所属」「不出馬」と言う4つの選択肢に分かれる事になった。その結果は上記の表の通りで、希望の党から出馬した者が最も落選率は高かった。「慌てるコジキは貰いが少ない」と言うが、まさに「それを絵に描いた様な」展開であった。
当初は「政権交代を目指す」なんて鼻息だけは荒かったが、選挙期間中に「急失速」した原因には上記の様な
「排除の論理」
がマスコミによって批判的に報道された事やその他の本人の言動によるところは大きい。小池百合子自身も「上部では」それを認識する発言をしてはいるものの、台風襲来も開票もそっちのけで出張したパリでキャロライン・ケネディに
と、あたかも「自分が女性だから負けた」とも受け取れる「負け惜しみ」を語っていた。自分は出馬しなかったから「他人事」なのか?
「その民進党議員を受け入れて公認した事」
であろう。
「憲法改正、安保法制賛成」
と明記した。それを明記した協定書にサインまでして
と、「外道ぶり」を十二分に見せている。
「誰のお陰で議員になれたか」
理解していないらしい。
と、言うよりこういう言い種が本音だったのだろう。元々「議員になるためなら魂を売る」人種でしかないこの連中を信用した小池百合子も悪いがそれを承知で議員にしてしまった我々有権者にも責任はある。後々祟らなければ良いが…
だが、こんな
「議員になるためなら魂を売る」
連中の存在そのものが国会への冒涜にあたる、と言う点に変わりはない。そもそもそんな連中に小池百合子を批判する資格などないが、小池百合子もこんな連中に負ける様ではおしまいである。思い切って追放するくらいの気概を見せないと筋は通せない。だが、かつての「日本未来の党」同様の展開にする時点で何も学んでいない事は間違いなく、小池百合子の底も見えたに等しい。勿論「希望の党」に政権担当能力など期待してはならないが、せめて民進系を「排除」するくらいの気概を見せて貰いたいものである。