看板をかけ直しても民進党は民進党

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※看板をかけ直した所で民進党民進党

総選挙で「惨敗」としか言い様のない結果に終わった希望の党。25日に行われた両院議員懇談会は3時間にわたって紛糾し、小池百合子への責任追及の声が飛び交ったが、その姿からは「希望」など見出だす事は到底出来ない

民進党そのもの」

であった。
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※「道」も「義」もない変節者のお前が言うな。

この懇談会では安保法制への対応について何故か

協定書の中身は民進党の方々の考え方と齟齬をきたさない」

確認されたと言う。民進党側からの勝手な解釈に過ぎない上に、そもそも希望の党が立ち上がった時点で

「安保法制賛成」

だったのは誰もが認める所ではある。それを民進党の主張通りの

「安保法制は違憲

と解釈するのは連中が批判する

憲法9条を解釈して安保法制を合憲とする」

より無理がある。これで「胸を張る」なんて相当の阿呆がする事でしかないがそれこそ民進党化」した弊害以外の何物でもない。小池百合子には民進党が「こういう阿呆な連中」と言う認識はなかったのだろうか?

「選挙区で『ウソつき』と散々言われた。ツバを吐かれた」

と言った民進党出身議員が居たそうだが、有権者もバカではない。安保法制の審議の際に「誰が何をしていたか」はキチンと見ているのだ。人に文句を言う前に自分の節操のなさを反省してはどうか?
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希望の党近畿ブロックの比例代表、当選者と惜敗率80%以上はこうなる。

また懇談会では小池百合子比例代表の人選もやり玉にあげられた。

希望の党は、比例代表近畿ブロックの単独1位に樽床伸二2位が京都5区に立候補した井上一徳3位にその他の選挙区候補者を並べた。結果として希望の党近畿では3議席の獲得にとどまり、樽床伸二井上一徳は当選したが、惜敗率97.2%だった馬淵澄夫は落選となった。それをも上回る惜敗率98.3%の山井和則がいたからだが、井上一徳惜敗率は32.7%でしかなかった。

コレが民進党出身者には気に入らなかったらしい。京都3区で勝ち上がった泉健太

「はっきりさせてほしい。小池氏は加計学園問題で『お友達批判』をやっていたくせに、比例代表近畿の名簿は『お友達』以外で説明がつくのか」

と、言って小池百合子の人選を批判し、樽床伸二井上一徳議員辞職を要求したと言うのだから呆れてしまう。

樽床伸二小池百合子日本新党での当選同期、井上一徳は元防衛官僚で小池百合子の部下だった。それ故の「お友達」批判なのだろうが、この二人が辞職して繰り上がりになるのは馬淵澄夫北神圭朗になる。どちらも民進党前職だ。泉健太もそうなので要するに

民進党出身のボクたちの『お友達』を優先しろ」

と、言っているに等しい。

また 比例代表九州ブロックの単独1位は中山成彬でこちらも当選したが、中山成彬民進党出身ではない。こちらにも民進党出身者から批判が続出したと言うからどっちが「お友達優先」なんだか判らない。
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※何を考えているのか?

小池百合子こう言った様子に嫌気が差したのか「ハハハ」と笑う場面があったと言う。こんなバカ共を入れて惨敗した「自分の人を見る目のなさ」を笑ったのか?それともバカ共の「オバカ前開」を嘲笑したのか?いずれにしても「返し」は中々秀逸である。

民進党はこうやっていたんだと客観的に拝見した。自民党の知恵は、もめにもめ、議論し、決めたら従うんですよ。これまでの議論をみると、そうではないですね」

バカ共は「黙る」しかないだろう。

こんな様子を人づてに安住淳は聞いてこう呟いたと言う。

「これが民進党だよ。小池氏はもっと苦労するぞ」

民進党と言う名の毒」はあっという間に伝染するらしい。小池百合子希望の党から民進党出身者を切り捨てないと更に支持を失う事になる。民進党のせいでただでさえ停滞している都政が滞るのは御免だ。看板をかけ直した所で民進党は所詮は

「政界の癌細胞」

「永田町の産業廃棄物」

でしかない。
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※民主主義の基本だが、民進党はコレが出来ない。