「イバンカ氏基金」と言う「フェイクニュース」

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※来日中にフェイクニュースを流すとは失礼極まりない。

きっかけはこの共同通信の記事らしい。
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来日中のトランプ大統領の長女イバンカさん、「女性版ダボス会議」とでも言うべき「女性政策を議論する国際シンポジウム」(国際女性会議WAW!)に出席して講演等を行った。同時に出席していた安倍首相が彼女が設立を提案した「女性起業家を支援する基金」に「5000万ドル(約57億円)」を拠出すると表明した事を報じているのだが、結論から言ってしまうと


と言うよりない。百歩譲って「そうでない」としても

「悪質な印象操作を目論んだ」

と言う批判は免れないであろう。

記事を読んで誤解した人々が批判の声をTwitterなどで上げていたが、国会議員まで乗せられてしまうのだから一般人より質が悪い。

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※バカ丸出し…

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※だって社民党福島瑞穂だからなぁ…

この程度のレベルだから社民党は支持を得られないのである。

では共同通信の記事の何処がおかしいのか?と言う事になるが
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共同通信の記事の2時間後には既に明らかだった。

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※要するに安倍首相は既に決まっていた事を改めて述べただけ。

1:拠出先はイバンカ氏の提案で出来た基金に違いはないが、正確には世界銀行の運営する「女性起業家資金イニシアティブ」と言う「途上国での女性起業家や経営者をサポートする」目的の基金である。イバンカ氏は「運営管理や資金調達に関与しない」と、世界銀行は明言している。しかも日本の「5000万ドル拠出」は7月のG20サミットの時点で既に発表されていた事だ。外務省のHPにもそれは明記されている。従って安倍首相からの「プレゼント」ではない事は明白だ。勿論「イバンカ基金」なんて名称は「ミスリード」以外の何物でもない。

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※外貨準備高の基本的な運用法。

2:拠出する5000万ドルは税金が原資ではなく、「外貨準備高」からの拠出である。「外貨準備高」とは外国為替相場を安定させる目的で、各国の通貨当局が外国為替市場へ介入するために保有している資産を言い、日本では「財務省日本銀行が持つ外貨の総額」の事を言うそうだ。因みに日本の保有高は2017年9月末時点で「約1兆2663億1000万ドル」にも達してる、との事で、その中からの5000万ドル拠出、である。「日本円にすると57億円」と一般人の目線から見るととんでもない額だが、それだけのカネを一気に国内で使おうとするとまずドルを円に替える必要がある為、確実に市場に大混乱をもたらす。従って国内向けには使えない、と言う訳なのだ。また、日本は世界有数の外貨準備高保有である。一般人目線では巨額の「5000万ドル拠出」も「日本国と言う視点」で見ると

「0.004%の拠出」

でしかない。一般人目線で言うなら

「現在財布の中にある12万円から5円寄付」

する様なものである。

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※嘘出鱈目をバラ撒いたマスコミや政治家、責任取れよ。

先に示した石川くみ子氏のツイートと福島瑞穂のツイートの時間を見れば一目瞭然だが、福島瑞穂はそういった「背景をロクに調べもしないで自分の思い込みだけで発信した」か、自身も知っていた、もしくは知る事が出来た状況だったにも関わらず「それを隠蔽して国民に誤解を与えるツイートをしていた」と、言う訳だ。前者なら国会議員と言う公人としては不適切であり、議員としての知性と品格が問われる事になる。後者なら「意図的」と言うよりなく、つまり

「虚偽風説流布」

に該当する可能性まである事になる。いずれにしても福島瑞穂が「議員として相応しくない」言動をしている事には変わりはない。福島瑞穂はどんな言動をしても自身の無知無能と恥を晒し、「国会議員として不適格」だと自ら証明している。それどころかその自覚もないのだから何処までも救いはない。

また、こういうフェイクニュースをバラ撒くマスコミの罪も重大である事は論を待たない。こういう悪質なケースには罰則を適用出来る様にすべく法改正を行う必要があるだろう。また、ここまで真実が明らかになっているのに国会で福島瑞穂のツイートと変わらないレベルで質問をする議員が出るならその者も

「虚偽の事実を基に国会で質問する」

事になる。こういう行為を未然に防ぐか、それでも行った場合、議員に懲罰を加えられる様にする法改正も必要であろう。是非とも現在行われている特別国会で審議して貰いたいものだ。
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※イバンカ氏もブルーリボンバッジを着けてくれている。野党連中に爪の垢を煎じて飲ませたいものだ。