朝日新聞は足立議員に抗議出来る筋合いではない。
※初志貫徹して欲しかった…
先日、維新・足立議員の国会での「犯罪者」発言は結局撤回・謝罪と言う事になった。しかし、足立議員は朝日新聞の報道を「捏造」と発言した事については国会内で記者団に
「撤回の考えはない」
「今も捏造だと思っている」
と撤回していない。これに対して朝日新聞は同日に抗議しているのだが…
朝日新聞社広報部の話として
《「捏造」とは、存在しないことを存在するように偽ってつくることを意味します。》
と言っている。言葉だけを取ればその通りであろう。例えば
と、傷がなかったサンゴにストロボの柄で「KY」と刻んで事件であるかの如く報道した例や
非公開だった調書を独自入手したまでは良かったが、内容を切り貼りして「実際には存在しない事」を「事実であるかの如く」編集して「スクープ」の如く報道したり、
実際に存在する通達を独自に解釈して自分達の主張に沿う様に記事にする、と言ったケースが実際の報道事例であった。…勿論これら全て「朝日新聞が過去に行ってきた事」である。
「民進党が入手して調査を求めるなどした19の文書のうち、少なくとも14の文書については、同じ内容か酷似する文書が確認された」
と発表されたが
「同一の文書」
とは一言も発言されていない。
※「同一の」とは一言も言っていない。
そんな代物をどうして「公文書」と言えるのか?朝日新聞の見解を聞いてみたいものだ。
そして朝日新聞は決して口にしないが、この文書をマスコミに持ち込んだ張本人は
「前川喜平その人」
である。現在では作成者も明らかになっているが、その時点ではマスコミも真偽の判断が出来ず、
「作成者が前川喜平」
「文書は本物」
と証言したが、朝日新聞では「それで裏が取れた」と言うのかも知れないが世間ではこう言うのを
「マッチポンプ」
と言う。コレでは「捏造疑惑」を反証するには物足りない。
※その基本すらしないのが朝日新聞。
「報道犯罪」
と断じた上で本を出版しているのだが、小川榮太郎氏によれば
何故か小川榮太郎氏には抗議をしていないらしい。朝日新聞の報道を「捏造」と言うと抗議の対象になるが「報道犯罪」では対象にならないのか?小川榮太郎氏のコメントを読む限り彼が以前出版した本には朝日新聞は抗議している模様なので「足立議員が国会議員と言う公人だから」と言う訳でもないだろう。表現や発信手段、また発信者の立場は違えど足立議員と小川榮太郎氏の主張の本質は同じであると言える。それにも関わらず朝日新聞がこの様なダブルスタンダード、と言うのは朝日新聞自身がそれらの批判を認めているに等しい。そう考えると足立議員に対する抗議自体の意味から問われる事になるが、朝日新聞にその理解を求めるのは「野暮」であろう。
…要するに朝日新聞風情が足立議員に「抗議出来る筋合いではない」のである。表現は悪いが足立議員は「国民の声」を代弁しただけだ。その意味では「議員の鑑」である。朝日新聞は抗議の前に自分達が何をしてきたのか?その自覚が必要である。
※朝日新聞が抗議出来る筋合いの話ではない。