鶏胸肉が人気、前年比2割高。


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今年の一皿」にも選ばれた鶏胸肉が「異例の高値」となっている模様だ。

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コンビニでも「サラダチキン」として売っている蒸した胸肉をはじめ、鶏胸肉を使った商品が増えてきた。前年の相場と比べると約2割高となっていると言うのだから、相当人気が高まっているのだろう。

胸肉には疲労回復に効果のある成分が含まれている事が判っており、そういう効果が注目されているのだと言う。1日100g摂取すれば効果を持続できるそうだ。

「高値」とは言えそれでも100gあたり32.2円とモモ肉に比べれば格安で家計の強い味方である。安くて疲労回復に効果があり、低カロリー高タンパクと来れば「言うことなし」であろう。生食は出来ないが、焼く、蒸す、揚げる等、料理の幅もそれなりに広い。つくねなどの加工品にも用いられており、料理が得意でない人でも扱いは難しくない。

ただし、鶏胸肉は唯一「煮込み」には適さない。肉がパサついてしまうのだ。要は肉からの水分を逃がさない事が重要なのである。火の通しすぎには注意されたい。

また、焼き鳥等では希少部位として扱われる事がある「むなもと」「肩」などと呼ばれる手羽との境目付近は柔らかく、モモ肉並みのジューシーさがある非常に美味な場所である。胸肉と区別していないケースも希にあるそうなのでゲットできればラッキーであろう。

プレーンヨーグルトに1日漬け込み、カレー粉をまぶして焼き上げるだけで驚くほど柔らかいタンドリーチキンが出来上がる。鶏胸肉に馴染みのない方には是非ともオススメしたい一品である。「モモ肉と比べるとイマイチ」と言うイメージは既に過去のものとなりつつあると言えるだろう。鶏胸肉人気、まだまだ続きそうである。