野党の追及こそ真相究明の阻害要因

「謎が謎を呼ぶ」展開になっている朝日新聞の「公文書書き換え疑惑」報道、財務省ではなく、朝日新聞に文書を呈示させ、

「何を見て記事を書いたのか?」

を明確にすれば疑問点は全て明らかになる。松井一郎大阪府知事の様にそれを指摘する政治家もいるものの、何故か朝日新聞

「記事の根拠にした文書を出せ」

と、行動に出る政治家は今の所は居ない様だ。特に真相を知りたがって仕方のない


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これら「役所業務妨害議連」とでも言うべき連中でさえ、真相究明の鍵を握る朝日新聞に対しては何ら動きを見せていない。近畿財務局に対してアポなしで乗り込んで勝手に写真を撮るわ文書のコピーを持ち帰るわ、の何でもありのこの連中なら永田町から目と鼻の先の築地まで行って朝日新聞から真相究明に繋がる「決定的証拠」を持ち帰るなど朝飯前であろう。何故そうしないのか?

とは言え、財務省に対する調査を怠って良い、と言う訳ではなかろう。既に自民党財務省への聞き取り調査を行っていた模様だが、そこでも更に不可解な「事実」が浮かび上がった。

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近畿財務局で森友関連の決裁に関わった職員は27人居ると言う。その27人にまず調査の矛先が向くのは当然だが、答えは

「全員が決裁後の書き換えを否定」

したにも関わらず朝日新聞が言う

「書き換え前の決裁文書」

の存在を「ない」と断言していない、と言うのだ。どういう事なのだろうか?

その27人以外に「文書を書き換える理由や可能性」がなく、かつ全員が嘘を吐いていない、とすれば外部から見れば

「書き換えはなかった」

と言う判断になるであろう。彼等は言外にそう言っているのだろうか?それともこの27人以外に「書き換えた下手人が存在する」と言うのだろうか?それとも「27人の誰かが『嘘を吐いている』」のだろうか?結局は朝日新聞が記事の根拠にした文書を呈示しなければ真相は解明しない。こういう大問題に発展している以上、言い出しっぺの朝日新聞が根拠を明確にするのは「報道機関の責務」である。記事を出して世間を煽り、国政を混乱させておいて何もしないのは無責任以外の何物でもない。これでは埒が明かないと「国勢調査権」の発動まで取り沙汰されているが、それなら朝日新聞への調査を対象に発動させて見てはどうか?よもや反対する人はいるまい。勿論朝日新聞にも「取材元の秘匿」と言う権利はあるが、それと「公益に関わる事項の解明」とどちらが社会的利益が大きいか?を考えれば答えは自明の事だ。

…と言っている不肖筆者も、この記事を読んでくださる読者様諸兄も、また独自に調査しているジャーナリストや議員各位、そして騒いでいるだけの野党連中も殆どがこの件での「当事者」とは言えない。「外部からの目」と言う意味では立場や触れられる情報の多さに違いはあれ、その意味ではそう変わりない。だが、「当事者」である「決裁に関わった27人」の立場ではまた「違った理由」で「そう言えない」のではないだろうか?

例えばこんな理由。

昨日、近畿財務局の職員が自殺した、と言う悲報が判明した。不肖筆者の立場では

「ご冥福をお祈り致します」

としか言い様がないが、現時点では理由は判っておらず、また今回の件との関連も不明である。それにも関わらず国賊野党のヒアリングでは

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※己の目的の為なら「人の死」まで政治利用する不謹慎な野党連中。
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と、容赦なくこの件まで問い質し、「人の死」まで政治利用しようと目論む無神経な野党連中の存在こそが彼等をして

「書き換え前の決裁文書はなかった」

と断言させられないのではないだろうか?

国賊野党連中のツイートを見ると

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と、この様な無神経なツイートをしている不届き者が何人か居る。お悔やみの言葉一つ言わない江田憲司、「仮定の話」でも自殺した職員が「実行犯」と言わんばかりの言い方をする玉木雄一郎馬淵澄夫に至っては不肖筆者は画像処理したが、自殺した職員を実名で、しかも呼び捨てでツイートしている無神経さだ。こんな「人面獣心の輩」や朝日新聞の様な偏向報道機関に自身が「下手な言質」を与えて国賊野党のヒアリングで「重箱の隅を突かれる」レベルの質問や恫喝同然に公開の場で吊し上げられた挙げ句、発言をマスゴミに切り取りされて「印象操作の道具」にされて本来責任を負うべきでない筈の人に多大な迷惑をかける結果になる…
そんな懸念が彼等をして

「書き換え前の決裁文書はなかった」

と言えない雰囲気を作り出しているのだとしたら…?

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国賊野党6党の連中の事だ。

また、それとは別に佐川国税庁長官が辞任したが、例えば蓮舫などは

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※国会どころか国民を愚弄しているのは貴様等国賊野党連中だろうが。

と、この問題で「あくまで倒閣」と言う姿勢を崩してはいない。自身の潔白はともかく、「下手な言質」がどうこの連中に政治的に悪用されるか判ったものではないだろう。そういう心理が働いたのだとすれば自身の潔白は主張しても「組織の潔白」は言い辛いのではないだろうか?だとすればこの様な対応も理解出来る余地はあると言える。要は国賊野党のバカ共が後先考えず追い詰め過ぎるのである意味「萎縮してしまっている」のではないのだろうか?

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※かつての「事業仕分け」での味が忘れられないのだろうか?

連中は「悪夢の民主党政権」の事業仕分けなどで得た

「公開の場で相手を吊し上げる味」

を忘れられないのだろう。そうやって相手を締め上げれば「国民の支持を得られる」と愚かな事に今でもそう思っているのではないのか?だから連中は不祥事が明るみになったり、自分達の気に入らない政策に関しては「追及チーム」を作って公開の場で相手を「ヒアリング」の名の下に「パワハラ紛い、恫喝同然の質問」を平然と行うのだろう。そうだと判って喜んでその場に出る人はまず居ないだろう。要するにこれら国賊野党6党が騒ぐほど「真相究明は遠のく」と言う事だ。だから連中にはこう提案したい。

「独自調査は真相究明の邪魔になるから黙っていろ」