朝日新聞VS韓国政府 その2
これはオモシロイ事になっている。韓国大統領府が朝日新聞を
「無期限の『出入り禁止』」
にしたのだ。
その理由は朝日新聞の以下の記事にある。
「出禁処分は事実、問題の記事は十分な取材に基づいたもの」
と回答しており、真っ向から食い違いを見せている。
と言う決め付けは早計だろう。これは何も朝日新聞の肩を持つ、と言うのではなく、何せ相手は韓国政府だ。こちらも負けず劣らず
「噂を『噂として』報じた産経新聞記者を軟禁して裁判にまでかける」
「嘘つき同士のバトル」
であり、確実な証拠が出ない事には判断のしようがないのが実情であろう。
この騒動の焦点は
「『提案していない』証明」
「北朝鮮の平昌五輪参加の為に南北の秘密協議が行われていた」
と言う内容の朝日新聞の記事に韓国大統領府が
「(該当報道は)爪ほどの真実も含まれていない。ひとつひとつ反論するのも面倒な状況」
と、全面否定した事があった。この一件で朝日新聞は
「韓国大統領府出禁1ヶ月」
の制裁を受けたのだと言う。だから今回は「無期限」と言う訳なのか。勿論初のケースらしい。
朝日新聞の記事が「フェイクニュース」であるなら「朝日新聞がフェイクニュースメーカー」と言う事実が海を越えて定着するであろう。特に朝日新聞は大好きな韓国に「そういう真実」を知って貰えるのだからそれは「この上ない栄誉」であろう。そして韓国側は長年「日本の良心的メディア」と持ち上げてきた朝日新聞の「真実」を知る事になる。裏切られたダメージがどれ程の物になるかは予想も付かない。
逆に朝日新聞の記事が真実であるならば韓国大統領府は
「スクープに言論弾圧を仕掛けた」
実績を手にする。そうなった場合、韓国政府としてどの面下げて会見するのか見物になるであろう。当然それなり以上の「謝罪と賠償」も必要になるのだろうが、どちらが正しいにしても「日本の敵」の一方が大恥を世界中に晒す事になる。今後の展開が楽しみである。