朝日新聞VS韓国政府 その2


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※どっちが勝つにしても楽しめる。

これはオモシロイ事になっている。韓国大統領府が朝日新聞

「無期限の『出入り禁止』」

にしたのだ。
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その理由は朝日新聞の以下の記事にある。

北朝鮮の核廃棄に関して朝日新聞は韓国が

北朝鮮核兵器や核物質を北朝鮮国外に搬出させる」

と言う案をアメリカにしていた、と言う内容なのだが韓国大統領府に言わせるとこれは「フェイクニュース」だと言うのだ。この「朝日新聞韓国大統領府出禁」を報じた産経新聞の取材に対し朝日新聞

「出禁処分は事実、問題の記事は十分な取材に基づいたもの」

と回答しており、真っ向から食い違いを見せている。

これまで数多のフェイクニュースを量産してきた実績のある朝日新聞だけに「またか」と思う向きもあるが、朝日新聞も最近では「財務省の公文書書き換え」のスクープの様な実例もあるだけに


と言う決め付けは早計だろう。これは何も朝日新聞の肩を持つ、と言うのではなく、何せ相手は韓国政府だ。こちらも負けず劣らず

「噂を『噂として』報じた産経新聞記者を軟禁して裁判にまでかける」

様な暴挙を平然とやらかす言論弾圧政府だ。この朝日新聞の記事は実は「スクープ」で、情報が漏洩した、と判断した韓国大統領府が報復として朝日新聞に嫌がらせをしてきた、とも考えられるだろう。どっちにせよ

「嘘つき同士のバトル」

であり、確実な証拠が出ない事には判断のしようがないのが実情であろう。

朝日新聞が報道の真実性を証明するよりないだろう。

この騒動の焦点は

韓国大統領府国家安保室長の鄭義溶ボルトン米大統領補佐官に核兵器や核物質の大部分をまず北朝鮮外に搬出し、その後に核関連施設の廃棄などを時間をかけて実施する案を打診したか否か?」

にある。ボルトン米大統領補佐官本人、又はその場で交渉に参加していた誰かに裏を取れるなら一番手っ取り早いのだろうが、この重要な局面で軽々しく話せるとは思えない。また、常識的に考えるとすれば

「『提案していない』証明」

は「悪魔の証明」になるので幾ら韓国大統領府と言えどそれを要求するのは酷な話だ。従って朝日新聞が自身の手で記事の真実性を証明するよりないだろう。

気になるのは韓国大統領府が報道を巡って朝日新聞に制裁を加えるのは「初めてではない」と言う事だ。以前記事にしたが、

北朝鮮の平昌五輪参加の為に南北の秘密協議が行われていた」

と言う内容の朝日新聞の記事に韓国大統領府が

(該当報道は)爪ほどの真実も含まれていない。ひとつひとつ反論するのも面倒な状況」

と、全面否定した事があった。この一件で朝日新聞

「韓国大統領府出禁1ヶ月」

の制裁を受けたのだと言う。だから今回は「無期限」と言う訳なのか。勿論初のケースらしい。


朝日新聞の記事が「フェイクニュース」であるなら「朝日新聞フェイクニュースメーカー」と言う事実が海を越えて定着するであろう。特に朝日新聞は大好きな韓国に「そういう真実」を知って貰えるのだからそれは「この上ない栄誉」であろう。そして韓国側は長年「日本の良心的メディア」と持ち上げてきた朝日新聞の「真実」を知る事になる。裏切られたダメージがどれ程の物になるかは予想も付かない。

逆に朝日新聞の記事が真実であるならば韓国大統領府は

「スクープに言論弾圧を仕掛けた」

実績を手にする。そうなった場合、韓国政府としてどの面下げて会見するのか見物になるであろう。当然それなり以上の「謝罪と賠償」も必要になるのだろうが、どちらが正しいにしても「日本の敵」の一方が大恥を世界中に晒す事になる。今後の展開が楽しみである。
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※恥を世界中に晒すのは韓国政府か?それとも朝日新聞か?