野党とマスコミの闇



※コレが真実とは限らない?

文部科学省の不祥事が続々と発覚している。東京医科大に私大支援事業選定の見返りに息子を裏口入学させたとして受託収賄の疑いで逮捕・起訴された佐野太ばかりか接待の見返りに便宜を図ったとして局長級の役職にあった者も収賄容疑で逮捕された。

文部科学省と言えばあの前川喜平事務次官になってしまう様な官庁だ。その時点でこういう輩がいてもさして驚く事とは言い切れまい。絵に描いた様な

「この上司にしてこの部下あり」

だが、この一件、まだまだ闇がありそうなのである。

この2つの事件に関わっていたとして逮捕された元医療コンサルティング会社役員谷口浩司、「霞が関ブローカー」と言う異名があったらしい。そして現職の野党議員2名と懇意にしていた事が明らかになっているのだが、その事実が明るみになった途端、この件に関する報道は一気にトーンダウンした。谷口浩司と野党議員との関係を最初に暴露したのはその「谷口浩司の妻」を名乗る人物のブログである。

この様に当該ブログでは谷口浩司と関係の深かった野党議員2名を


と名指ししている。名指しした相手は国会議員である。事実と異なった事を書いて名誉毀損で訴えられた場合、そのリスクは一般人の比ではなかろう。事実関係に自信がなければ出来る事ではないだろう。尤も当該議員も交際があった事実を既に認めている。ブログの信憑性が一部とは言え、証明されたと言える。
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※野党議員の不祥事にはマスコミはダンマリ。

当初このブログの主が「本当に谷口浩司の妻なのか?」と言う疑問の声も挙がっていた模様だ。だが、そこは大きな問題ではなかろう。書いた人間が不明なブログと言えば

「保育園落ちた~」

ブログがあるが、あのブログだって誰が書いていたのか不明だが、文面からの検証の結果、それなり以上の収入があった家庭だった事は判明している。そういう点から「落ちるべくして落ちた」と言えるのだがそれらの疑問点を無視してマスコミは政権批判の材料にした。一方「谷口浩司の妻」のブログについてはマスコミはダンマリ。それが

「権力を監視する」

マスコミの姿勢である。一般人からすれば国会議員であれば与党だろうが野党だろうがそうそう手の届かない場所にいる「権力者」であるにも関わらず、だ。
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※だとすれば野党とマスコミは「癒着」しているのか?

財務省の不祥事の際には「大臣が責任を取れ」の大合唱だったが、文部科学大臣に対してはそういう声は聞かない。国民目線からすればどっちも「許し難い官庁の不祥事」に変わりはない。真相を明らかにした上で責任の所在を明確にし、また必要な再発防止策を実行し、それを国民に明らかにする。財務省には徹底的に追及しても文科省には曖昧、だとか政権へのダメージになる与党関与案件なら徹底的に追及するが政権へのダメージにならない野党議員ならスルー、なんてのは筋が通らない。そんな片手落ちを

「真実を追及するジャーナリズム」

と言うならそんな連中に「報道機関」を名乗る資格はないし、「ジャーナリスト」を名乗るのはジャーナリズムへの冒涜だ。主義主張や方針などどうでもいい。

「与党議員だろうが野党議員だろうが不祥事を不祥事として追及出来るのか出来ないのか?」

だけが問題である。「出来る」と言うなら「報道」してそれを証明すれば良いだけの話だが、「出来ない」と言うなら「報道機関」や「ジャーナリスト」と言う肩書は返上して「偏向言論機関」だとか「偏向言論人」とでも名乗れば良い。そういう肩書で偏向した記事を書いても当人達の「思想信条の自由」や「言論の自由」、「報道の自由」が侵害される訳ではない。批判の声が数多く寄せられた所でそれらを反証する材料や情報があればどうと言う事もなかろう。それらを如何に自身の手元に集められるか?と言う事こそ

「当人達の能力の見せ処」

なのだが、連中は「肩書や偏向」がなければ「何も出来ない」のだろうか?
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※マスコミは何時も野党とグル。

「マスコミー野党」と言うラインこそ、ブーメランを発生させ、おかしな世の中にしている元凶なのだろう。ここを断ち切らないとマスコミも野党もまともにならない。そこにメスを入れられるのは与党ではなく国民であろう。その一歩がそれらの「闇」を知らしめる事なのである。