石破茂にブーメラン



※自分が後ろから撃たれる気分は如何であろうか?
※選択肢は安倍首相以外ないだろう。

自民党総裁選、大本命の安倍首相は26日午後に立候補を正式に表明する予定だと言う。一方、出馬を模索していた野田聖子は立候補に必要な20人の推薦人を集める目処も立たず、前回同様「出馬断念」する方向らしい。

※いい加減己の身の程を知るべきだ。

野田聖子は不出馬を正式に決断した場合、石破茂ではなく、安倍首相を支持する方針だそうだが、それだけでも十分「痛手」であろう石破茂、当初掲げたキャッチコピーの変更も余儀無くされた模様だ。
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※その割に石破茂には「裏切り」の歴史ばかり。

「正直、公正、石破茂

と言うキャッチコピー、石破茂本人が幾ら否定した所で

「安倍首相は『もりかけ』で嘘答弁ばかりしている」
「『もりかけ』の本質は安倍首相の『不公正な』手法が問題の本質」

と言うマスコミ共が捏造と印象操作を駆使して作り上げた安倍首相の虚像を意識してそのアンチテーゼとして機能させる意図がある、と勘繰られても仕方のないレベルの内容にしかならない。対立候補への個人攻撃で自分が優位に立とうとする選挙戦術を全面的に否定はしないが、多くの日本人の美意識にそぐわないのはほぼ間違いないだろう。自分を支持してくれている筈の参議院竹下派からもそういう声が上がってきた。それで路線変更を余儀無くされたのだろうが、石破茂、こうやって

「自分が後ろから撃たれた」

気分は如何であろうか?それこそ石破茂本人が安倍首相に対して行っている事である。…もっともこの件で石破茂への批判は王道に属するものだが、石破茂が日頃安倍首相に対して行っている事は「邪道」なのだが…そういう意味では

石破茂に『ブーメラン』」

と言う事も出来るだろう。

と、「間違っても同志を蔑むな」と、言っていたが、1ヶ月も経たない間に「同志を蔑む」真似を仕出かしていた訳だ。ここまで「見事なブーメラン」となると立憲民主党だって顔面蒼白ものであろう。安倍首相と別路線の政治を志向するのは自由だが、立憲民主党と同じ方向を向いているのでは意味がない。せめてその辺りを自覚してから総裁選に臨むべきだっただろう。

また、石破茂
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※だったらアンタ地方創生大臣として何をしてきた?

と、アベノミクスを批判した。「地方重視」の姿勢を打ち出して党員票を掘り起こす狙いなのだろうが、その前に石破茂、アンタ地方創生大臣として地方に何をした?「アベノミクスの恩恵は地方に行き届いていない」と批判するのは簡単だが、そうだとしても石破茂が地方創生大臣として実績を作っていない事もその原因の一つではないのか?かりそめにも首相の座を狙おう、と言う意思があるなら自分の不始末を棚に上げて他者を批判する、と言う「立憲民主党レベルの愚行」は慎むべきだろう。その程度の器で「首相の座」を狙えると思っているのなら考えが甘過ぎる。これまた

石破茂に『ブーメラン』」

である。
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※人は満足している現状が変化する事を望まない。

内閣府調査によると、「現在の生活に満足している」と言う回答は74.7%、実に4人に3人がそう回答したのだと言う。人は「満足している現状」が変化する事は望まない。そういう意味では石破茂の打ち出す経済政策は「アベノミクス以上」でなければならない。また、幾ら経済学の観点から正しい、と言える政策であっても国民が「現状に不満を持つ」様な政策を行う訳にはいかない。果たして石破茂にそれだけの器量はあるのか?答えは「NO」にしか思えないが、本人に自覚はあるだろうか?それが理解出来ないのであれば石破茂は「首相の器でない」と言う事だ。先ずは己の身の程を知る事、全てはそこから始まる。