フェイクニュースの連鎖反応

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※メディアに嫌われている二人。

6月に安倍首相が訪米してトランプ大統領と会談した際、トランプ大統領

真珠湾を忘れない」

と発言していた、とワシントンポストが報じたと言う。

それを引用する形で日本のメディアも一斉に報道し、恰も

「トランプ=反日
「安倍首相=嘘つき」
「日米関係=ギクシャク」

と言う印象を持たせようと必死になっている。

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だが、実際のトランプ大統領の発言は違っていた模様で、FNNは

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と、言う発言だったと報じている。

ワシントンポストはこのトランプ大統領の発言を「通商問題に絡めて」のものとしているそうだが、上記画像でのトランプ大統領の発言が誤訳でなければ通商問題で相手にエールを送る様な発言をしていた事になり、明らかに不自然だ。安倍首相は

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と、発言していた事からそんな事を言っては只でさえアメリカの思い通りにならない対日通商問題が更に複雑化するのは確実だ。安倍首相はオバマ大統領退任直前に真珠湾を訪問し、「日米が歴史を乗り越えた」事を実践して見せたが、トランプ発言がワシントンポストの報道通りなら「片付いた問題を再び蒸し返す真似を仕出かしている」に等しい。そんな事を本当にするのは支那朝鮮だけと言うのが相場だ。ワシントンポストは自国の大統領をそのレベルにまで貶めたいらしい。


実際にはトランプ大統領の発言は官邸筋によると

「日本はかつて真珠湾を攻撃した程の軍事大国だったじゃないか。防衛費をもっと増やすべき」

と、「安全保障関連での」発言だったと言うのだ。そういうニュアンスでの発言であれば筋は通った話になるし、政府が報道を否定するのは当然だろう。「フェイクニュース」かどうかを確認せずに記事を書くとこういう恥を晒す事になる。メディアとして恥ずかしい事である。そうは思わないか?時事通信

日米関係の蜜月ぶりを誇ってきた安倍晋三首相の言葉に疑問符が付きかねない》

日米関係が総裁選の主要な論点になるのは確実》

なんて


結果でしかない。それとも日本のメディアはこのトランプ大統領の発言が

「日本の防衛力強化や憲法9条の改正に繋がる」

事を警戒しているのか?

フェイクニュースは存在そのものが「害」だが、現実的には「実害が発生しない限り」メディアが責任を取る事はまずない。この様なフェイクニュースを信じて

「日米関係に隙あり」

と、第三国が日本に攻撃を仕掛け、何らかの被害が出たらメディアは責任を取るのか?今や情報は瞬時にネットで拡散される時代だ。メディアにも「そういう責任」を自覚して貰わなくてはならないのである。