文在寅の北朝鮮傾斜暴走が引き起こしている事


※やっぱアホだろこの者は。

「異常」とも言える文在寅北朝鮮傾斜。先日行われた「アジア欧州会議」(ASEM)でも

「韓国大統領と言うより北朝鮮外交官」

と揶揄された程だったが、それに輪をかけた愚行を国内で仕出かし、物議を醸している。


9月に南北で署名した「9月平壌共同宣言」と南北軍当局が交わした「軍事分野合意書」について文在寅は国会の同意を得ることなく、閣議決定だけで批准手続きを終えたのだ。これを野党は「憲法違反」と追及している、と言う状況だ。

この宣言は4月の「板門店宣言」を履行する為の合意、と言う側面が強く、その「板門店宣言」は国会で批准の為の審議を行っている。それ故「9月平壌共同宣言」は国会での批准手続きは不要で、また「軍事分野合意書」は国会が批准同意権を持つ「国や国民に重大な財政負担を負わせるか、立法事項が必要な場合」に該当しない、と言う判断である。

そういう訳で文在寅は国会での批准手続きをせず、閣議決定で批准したのだが、批判に対して韓国政府は

憲法や国家保安法では南北関係を国対国の関係とはしていないが、国連や国際法では北朝鮮を国家として認めている」

と、

北朝鮮は国であって国でない」

と言う意味不明の論理で反論してきた。因みに文在寅は自叙伝で

「南北首脳間の合意は国家間の条約であるため、国会での同意が必要だ」

また別の著書では

北朝鮮を一つの国として認めることは可能」

などと、述べていたそうだ。

文在寅のレベルが低すぎる。

そもそも「板門店宣言」を国会で批准しよう、と言う狙いは将来保守政権が誕生しても「板門店宣言」を反故に出来ないように韓国自身を拘束しよう、と言う意味がある。

「政権が代わっても国家間の約束ごとや合意は有効」

と言うのは国際社会では常識だが、韓国の場合、「国家間の約束ごとや合意」は時の政権にとって都合が悪い事は無視し、都合が良い事はそこまでして後の政権を拘束するらしい。

そこで野党から

北朝鮮が国でないなら文在寅トランプ大統領はISの様なテロ集団のトップに会ってきたのか?」

と批判が出ているのだが、この批判を出した者も己の国を知らないらしい。

※それを言うなら韓国も「テロ集団の後継」でしかない。

韓国では憲法で自分達を


としているが、その自称「大韓民国臨時政府」を国家承認した国は皆無だった。それでいて武装して武力闘争までしていたのだから、「武装した私兵集団」でしかない。つまりそれは国際法上、「テロ集団」としか解釈のしようがないのだが、そういう判断は出来ないらしい。北朝鮮が「テロ集団」なら韓国は「テロ集団の後継国家」となるのだが…目糞鼻糞である。

いずれにしても文在寅の異常な北朝鮮傾斜が国内外に混乱を招いているのだが、

「国際常識より自分達の志向」

を優先させるのでは話にならない。「無慈悲な鉄槌」が実際にソウルに落ちるまで理解出来ないのだろうが、このままでは本当の意味での「無慈悲な鉄槌」は国際社会から「南北同時に落とされる」日が来るかも知れない。文在寅は批判を聞く器量もなさそうだが、北朝鮮傾斜への批判には大真面目に耳を傾けた方が良い。韓国は世界の中心でもなければ韓国大統領の言動に世界を動かす力はない。所詮は「ローカルトップ」なのだ。「国際社会の総意」を無視したしっぺ返しは必ず来る。文在寅には物事を広く見渡す視野に欠けている様だ。

「理想を追求する前に現実を見る」

政治家として最低限の要素である。