河野外相の「質問スルー」の真実

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※そこだけ見れば問題でも全体を見ると…?

※河野外相の「次の質問どうぞ」4連発の図。

河野外相が会見で北方領土に関する対露交渉についての質問を4回連続でスルーして批判を受けている。外務省記者クラブ

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※悪質な印象操作の一環でしかない。

と、「知る権利」や「政治家の説明責任」を挙げて

「河野外相が不誠実な答弁をしている」

と、言いたいらしい。また、国賊野党サイドも立憲民主党が、

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※政治家の自覚があるなら事情を調べてから物を言え。

と、随分と批判する事に熱心な模様だ。
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…マスコミの報道に乗っかって批判するのは立憲民主党の得意技だが、辻元清美のこの発言は随分なものだ。そもそも他国の首脳を引き合いに出すなど失礼極まりない事だ。辻元清美がこの発言で念頭に置いたのはトランプ大統領がCNNの記者からホワイトハウスの取材許可証を没収した(後に取消)一件があるのだろうが、あの件では記者を罵倒したトランプ大統領にも問題はあるが、ルール違反をしたCNNの記者にも落ち度はある。

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だが、河野外相の今回問題になっている対応と比較出来るものではない。外務省の会見記録によると、4日の会見の時点で

「交渉の場以外で政府方針を言わない」

事を河野外相は明言している。

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※外務省の会見記録より。4日の会見でこの様に述べている。

こういうやり取りがあったからそれを前提に河野外相は11日の会見北方領土交渉に関する質問をスルーしたのだが、マスコミや辻元清美はこれを無視している。しかも質問している記者の名前を見ると

「読売新聞  梁田記者」
共同通信  斉藤記者」

の名前が2つの会見で河野外相に質問した記者の名前として記録されている。

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※外務省記者会見記録による文字起こし。

どちらの記者も同一人物なのだと判断して差し支えないだろう。つまり少なくとも読売新聞と共同通信は確実に

「4日の会見で河野外相が『答えない』事情と理由」

を知っていた、と言う事になる。仮に読売新聞の「梁田記者」、共同通信の「斉藤記者」が複数いて、4日と11日の会見で取材したのは同姓別人の記者だとしてもそれぞれの記者同士で「情報の共有」が出来ていなかった、と言うだけの話だ。そしてそれが「外相の責任」でない事は明白だ。それでいてマスコミが批判するのは「御門違い」でしかない。やっている事は「当たり屋」と変わらない。

辻元清美も同様で、会見で河野外相が何を発言しているのか、確認もせずに発言しているのだろう。それこそ「公党の見解を発信する」立場にある者の発言としては不適切だし、知っていてこの発言なら「国民を騙そうとしている」悪意さえ感じ取れる。流石「詐欺の前科1犯の辻元清美」なだけある。「人を騙す」腐った根性は健在なのだろう。

要するにこの件はマスコミの悪質な印象操作でしかなく、立憲民主党はそれに乗っかったのだ。毎度毎度の事ではあるが、こういう事に騙されてはならない。一昔前なら大問題になって大騒ぎしていたのだろうが、現在はネットのお陰で全体像や真実は簡単に判る。騙されてはならない。

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※ネットの発達のお陰でもある。