アメリカが韓国を見棄てる日
※最早亀裂は決定的?
トランプ大統領が「経費節約」を口実に毎年春に恒例となっていた米韓合同軍事演習「フォールイーグル」と「キー・リゾルブ」の「終了」を明らかにしたが、米国の「経費節約」と言う理由など誰も信じまい。この演習を行う度に北朝鮮は反発してきただけに先月末の米朝首脳会談の結果を受けての
と受け止める向きもあるが、実際はそうではなく
「米韓同盟解消への第一歩」
ではないか?と言う見方もあるのである。
文在寅はどこから見ても外交における重要度は
「THAAD配備の是非」
と言う「踏み絵」を突き付けて
※韓国が「支那の属国」を選んだ瞬間。
と、真逆の答えを出した。
記事でも触れている様に
と言う事にも繋がるのだが、アメリカからすればそれを知ってか知らずか、いずれにせよ文在寅が「致命的な一線」を越えた、と受け止める事に変わりはないのだろう。つまり事実上「米韓同盟を韓国側から破棄」したに等しい。
昨年文在寅が欧州を訪問した際、北朝鮮への制裁を緩和するよう働き掛けたが、誰からも相手にされなかった。それだけでも十分にアメリカの「疑念」を招いた事は想像に難くないが、最早「疑念」どころか「確信」に変わってしまっているのだろう。だからアメリカ側から「答えを出した」のではないだろうか?
文在寅は
「トランプ大統領は韓国の意を汲んでくれた」
「だから私の外交方針は間違っていない」
等と思っているのかも知れないが、そうだとしたら「救いのない阿呆」である。トランプ大統領が韓国に見切りを付けているならこの先
「在韓米軍の縮小→完全撤退」
「米軍が駐留しているからこそ『無視できない』」
のであって、「米軍がいない韓国」など
「利用価値も存在価値もない」
相手でしかない。支那は国防上、朝鮮半島から陸路での侵入を防ぐべく「北朝鮮を『盾』にしている」ので北朝鮮に利用価値や存在価値を見出だす事が出来るが、韓国は「米軍を駐留させる厄介な存在」でしかない。米軍が居なくなれば寧ろ北朝鮮に統一して貰った方が「盾の厚さが倍になる」訳でまた属国化したとしても
「裏切って来た者はいつ裏切るか知れたものではない」
と、その意味で気を抜けなくなる。要するに「米軍撤退後の韓国」は支那にとって
「独立国家である必要はない」
のだ。