アメリカが韓国を見棄てる日

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※最早亀裂は決定的?

トランプ大統領が「経費節約」を口実に毎年春に恒例となっていた米韓合同軍事演習「フォールイーグル」と「キー・リゾルブ」の「終了」を明らかにしたが、米国の「経費節約」と言う理由など誰も信じまい。この演習を行う度に北朝鮮は反発してきただけに先月末の米朝首脳会談の結果を受けての

アメリカから北朝鮮へのメッセージ」

と受け止める向きもあるが、実際はそうではなく

「米韓同盟解消への第一歩」

ではないか?と言う見方もあるのである。


文在寅はどこから見ても外交における重要度は

「米国<支那北朝鮮

である事に疑いの余地はない。保守だった朴槿恵でさえ支那へ傾斜し、業を煮やしたオバマ政権は

THAAD配備の是非」

と言う「踏み絵」を突き付けて

「米国の同盟国であり続けるか支那北朝鮮サイドに転向するか」

問い質した程だ。結局朴槿恵は配備をして「米国の同盟国に留まる」選択をしたが、文在寅

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※韓国が「支那の属国」を選んだ瞬間。

と、真逆の答えを出した。

記事でも触れている様に

支那アメリカを追い抜く事は勿論、並び立つ事も認めない」

と言うのはアメリカの「方針」であり、そこには共和党民主党もない、と言える。当然

支那の味方はアメリカの敵」

と言う事にも繋がるのだが、アメリカからすればそれを知ってか知らずか、いずれにせよ文在寅が「致命的な一線」を越えた、と受け止める事に変わりはないのだろう。つまり事実上「米韓同盟を韓国側から破棄」したに等しい。

昨年文在寅が欧州を訪問した際、北朝鮮への制裁を緩和するよう働き掛けたが、誰からも相手にされなかった。それだけでも十分にアメリカの「疑念」を招いた事は想像に難くないが、最早「疑念」どころか「確信」に変わってしまっているのだろう。だからアメリカ側から「答えを出した」のではないだろうか?

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※アンタ、自分で思ってる程頭良くないからな。


トランプ大統領金正恩に配慮してくれた」
トランプ大統領は韓国の意を汲んでくれた」
「だから私の外交方針は間違っていない」

等と思っているのかも知れないが、そうだとしたら「救いのない阿呆」である。トランプ大統領が韓国に見切りを付けているならこの先

「在韓米軍の縮小→完全撤退」

は規定路線である。そしてその動きは否応なく支那の知る所となる。韓国から米軍がいなくなれば支那は韓国を完全に属国とするか、若しくは金正恩に統一させる事になるだろう。支那からすれば韓国は

「米軍が駐留しているからこそ『無視できない』」

のであって、「米軍がいない韓国」など

「利用価値も存在価値もない」

相手でしかない。支那は国防上、朝鮮半島から陸路での侵入を防ぐべく「北朝鮮を『盾』にしている」ので北朝鮮に利用価値や存在価値を見出だす事が出来るが、韓国は「米軍を駐留させる厄介な存在」でしかない。米軍が居なくなれば寧ろ北朝鮮に統一して貰った方が「盾の厚さが倍になる」訳でまた属国化したとしても

「裏切って来た者はいつ裏切るか知れたものではない」

と、その意味で気を抜けなくなる。要するに「米軍撤退後の韓国」は支那にとって

「独立国家である必要はない」

のだ。

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※韓国の生命線は在韓米軍、と言う意味を文在寅は判っているのか?

その意味を文在寅は判っているのか?判っていてコレなら「確信犯的売国奴」判っていないなら「その時点で大統領失格」である。次の段階、即ち「在韓米軍縮小」が始まればそこで慌ててももう手遅れでその後の流れは止まらないだろう。実質ここが「踏み留まる」最後のチャンスであるが、文在寅の選択とその後の展開は見物である。だが、日本も「他人事」ではいられなくなる。冗談抜きで「腹を括る」必要があるのだが、この期に及んで「平和ボケ」しているのでは文在寅を笑えない。左翼の「お花畑思考」の結果がどうなるかを韓国が示してくれる。同じ轍だけは踏んではならないのである。