「反日ステッカー」騒動

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※「時代錯誤」「感情的」以前にそれは「差別」である。

韓国・京畿道議会で学校備品に

日本の戦犯企業が生産した製品」

と明記したステッカーを貼り付けるよう義務付ける条例案が提出されたと言う。一見して「無茶苦茶にも程がある」が、流石の韓国メディアもコレには批判的な報道が目立つ模様だ。

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わざわざ日本企業から備品を購入してそういうステッカーを貼る手間をかけるなら最初から買わない、若しくは韓国産製品の使用を義務付けた方がよっぽど良い。この条例案では「戦犯企業」の定義に

「戦後設立された企業でも資本が戦犯企業によるもの」

であればその企業も「戦犯企業」扱いにする、との事なので旧財閥系列の企業の大半が該当する事になるだろう。条例なので韓国・京畿道にしか適用されないものの、明らかに

日本製品排除」

を不当に煽るものであり、「公正な貿易ルール」に反するものである事はまず間違いないだろう。

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※所詮は韓国のやる事だ。

そもそも「戦犯企業」なんて概念それ自体が存在しない。第二次世界大戦での日本の「戦争犯罪」を裁いたのは過程の問題はあるにしろ東京裁判だ。裁判で有罪が確定して始めて「犯罪者」と言うのが近代法の「基本中の基本」なのだが、それもなく一方的に「戦犯企業」呼ばわりしている時点でステッカーを貼る前に「レッテルを貼っている」。

学校備品が対象、と言うのは未成年に「反日」を植え付けようと言う狙いがミエミエだ。国産品愛用や単純に日本製品排除が目的ならそういう通達や行政指導で事は足りるのでわざわざ条例を制定する必要はない。そこに目的を見いだすなら「反日パフォーマンス」程度しかないだろう。また、どんな学校備品であれ、そんなステッカーを貼ってまで使わなくてはならないのは

「該当備品と同品質の物を韓国企業では生産できない」

と、暗に認めているに等しいし、購入している時点で韓国の言う「戦犯企業」に韓国自らが「売り上げに貢献」している事になる。本末転倒も甚だしい。

条例案が可決され、施行されれば

「国際ルールを条例レベルで無視」
近代法の概念も持ち合わせていない」

そして

「差別を煽る」

真似を韓国自らが許容する事になる。自らの立場を自身で悪くする「愚行の極み」だが、その意味さえ理解出来ない、と言うのが韓国の地方議員のレベルなのだろう。こんな国をまともに相手にする、と言う発想が根本的に間違っている。

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※それは有り得ない。

韓国メディアにはこの様な愚行の原因に

日帝残滓清算

を主張する文在寅の言動を挙げるものもある模様だ。大統領の言動に地方議員レベルで「悪ノリしている」、と言う構図なのだろうが、そういう見方は出来るとしても、

「韓国の歴史観歴史観に非ず、空想上の産物」

と、言う理解が前提にないと根本的な解決にはならない。愚行を愚行として批判するのは誰でも出来る事だが、問題の本質を掘り下げないと表面だけ叩いても第二、第三の同様の趣旨の愚行は必ず韓国の何処かで起きる。この一件を批判するならそこまでやらないと

「メディアとして仕事をした」

とは言えないが、果たして韓国メディアはその本質にまで辿り着けるだろうか?何も難しい事を言っている訳ではない。歴史の真実は自身の足で現場を回り、資料を読み解くまでもなく、今やネットで簡単に辿り着く事は不可能ではない。それが例え自身の学んできた歴史と全く異なる内容だとしても「日本のネット右翼の妄言」と切り捨てるのではなく、

「何故その様な主張がなされるのか」
「添付してある史料が何を意味するのか」

を考える事が「第一歩」である。韓国メディアにそれが出来る人はいるのか?いないなら

「目糞が鼻糞を笑う」

レベルでしかない。所詮は「その程度」と言うのが韓国の正しい評価である。