韓国の異常な反日活動は三・一運動の精神に反する?


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※それはない。

中央日報が中々面白いコラムを出している。

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「自己を策励するのに急なわれわれには、他人を怨みとがめる暇はない。現在を綢繆(ちゅうびゅう)するのに急なわれわれには、宿昔を懲辨(ちょうべん)する暇はない。今日われわれがなさねばならないことは、ただ自己の建設だけである。決して他を破壊するものではない」

韓国で今年「100周年」を迎えた三・一運動での言葉だそうだ。その三・一運動の評価がどうであれ、韓国は憲法で「建国の理念」に取り入れている。中央日報に言わせると韓国で現在進行形の「異常な反日活動」は三・一運動の精神に反する、もっと言えば

三・一運動の精神を取り入れた韓国憲法の精神にも反する」

と言う事になるのだろう。

つまりこのコラムは「韓国の異常な反日活動に対する日本の報復」を恐れている、とも言えるし、同時に三・一運動の時点で「朝鮮人がまともな国家観を持っていなかった」「民族自立の精神が未熟なまま独立運動を始めた」と暗に認めているに等しい、とも言える。

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日韓併合前の南大門付近の写真。韓国はこういう歴史的事実を受け入れよう。

コラムは

関係の悪化は両国にプラスにならないという事実を直視し、真摯に過去の問題の解決を模索しなければいけない。」

と言うが、それは違う。韓国は日本との関係が断絶してしまうと経済的にも、安全保障面でも苦しくなるが、日本は韓国を切り捨てても痛みは「殆どない」。サムスンスマホがなくても、また現代自動車の車が手に入らなくても「それ以上の性能」の「メイド・イン・ジャパン」は幾らでもある。食品も幾つか輸入しているが、韓国産食品がなくなる事は「安全性の向上」と言う意味にしかならない。また、「過去の問題を解決」と言うが、それは日韓請求権協定で既に「解決済」の話だ。それを何度も蒸し返す事それ自体が問題なのだが、日本に偉そうに講釈垂れる前に先ずは「国際法のいろは」を学ぶべきであり、また解決すべきなのは官民問わずその意味を理解出来ない韓国人の無見識だ。

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※韓国が参加する余地はない。

韓国は己の立場を理解していない。例えばTPP。良し悪しはさておき、韓国も参加を検討している、と言う。だがTPPは既に発効しており、規約上新規参加する国は「既存の加盟国全ての同意」を必要とする。つまり極端な話、例え韓国人全てが「韓国のTPP参加」を望んでも安倍首相一人が反対するだけで韓国はTPPに参加出来ない。検討するのは勝手だが、安倍首相を納得させるだけの日韓関係改善措置を韓国が打ち出さない限り「韓国のTPP参加」は「絵に描いた餅」でしかないのだ。

コラムは日韓を対等の立場で論じている。「国と国」と言う意味ではどちらも相手の属国ではないのだから当然だが、現実の「力の差」を考えると韓国は日本には遠く及ばない。その「力の差」は前述した様な「TPP参加問題」等で如実に表れる。それ位は認識してからコラムを書くべきだった。

また、「歴史に学ばない」のは韓国では当たり前の事。そもそも「史料や証拠」から歴史認識を得ていないのだから誰が大統領でもこの様な主張は韓国では受け入れられまい。三・一運動の目指した物が何であれ、現在の韓国(北朝鮮も、だが)の姿ではない事だけは確かであろう。論ずるなら「国の在り方」そのものから見直すべきである。