アメリカを怒らせて首脳会談に臨む文在寅
※トランプ大統領の怒りが炸裂するのか?
一体「どの面下げて」訪米するのか?と言う疑問も涌くが、この重要なタイミングで
「文在寅の『新たなる反米従北』」
が明らかになった。米韓首脳会談、もうどうなっても知らない…
あろうことか韓国は軍の将兵向けの教材から、「米韓同盟」の章を丸ごと削除した、と言うのだ。
昨年まで使用していた将兵向けの精神戦力教育用基本教材では、「韓米同盟の歴史と未来」の章に、「韓米同盟と国家安保」「大韓民国を守る強い力、韓米同盟」という内容が含まれていたそうだが、新たに改定された教材では米韓同盟関連の章が取り除かれ、下位テーマの1つへと格下げされたのだと言う。また、1月に発表された国防白書では、これまでの「北朝鮮の政権と軍はわれわれの敵」という表現が削除されている。アメリカから見ればどう考えても
「米韓同盟軽視、北朝鮮傾斜」
としか受け取られないだろう。
この会談、「4月11日に予定されている」事が興味深い。「4月11日」とは「大韓民国臨時政府」を名乗るテロ組織が樹立宣言をした日で、しかも今年は「百周年」だ。その自称「大韓民国臨時政府」樹立百周年となれば「その後継者」を自認する韓国で記念行事が行われない筈はない。そんな韓国にとって「重要な日」に大統領は外遊するのである。
夕刊フジの取材に韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は
「来なくていい」
と言うメッセージではないか?と、指摘している。その通りであるならトランプ政権内に
「韓国史に詳しい人物」
が居る可能性が高い、と言う事を意味すると言えるだろう。
事や
「韓国の独立はアメリカが『独立させた』」
事や
事も当然進言しているだろう。この3つの事実をトランプ大統領が「知る」だけで
「韓国は歴史に嘘を吐く」
「韓国は恩を仇で返す国」
「自称『大韓民国臨時政府』は単なるテロ組織」
だと言う認識へは「一本道」だと言える。わざわざ「4月11日」に首脳会談を設定したのは
「無意味な国内行事と対米関係、どっちを取るのか?」
と言う「踏み絵」を迫ったものとも言える。そしてそれは同時に
「韓国の成立に関する韓国の主張は認めない」
と言う意味にもなる。
そのタイミングでの軍の教材での「米韓同盟軽視」はアメリカが「米韓同盟を破棄する」口実にもなる。韓国大統領は「韓国軍最高司令官」なのだから「知らぬ存ぜぬ」で済む話にはならない。どの様な首脳会談になるのか?その結末は見物である。