文在寅のパワハラ人事と対日姿勢の本音
韓国で勤務歴28年のベテラン外交官、その内日本に関する業務に15年以上携わり、東京にも10年は在住していた、と言う経歴らしい。現在の韓国外交部幹部では日本での業務経験は最長らしいが、先月末に欧州勤務になったと言う。理由は「慰安婦関連業務を朴槿恵政権下で担当していた」からだそうだ。しかもその措置には大物与党議員の関与が取り沙汰されていると言う。
また別の日本勤務歴のある外交官、国際法にも詳しく、周囲はこの人物が次は大統領府で対日業務を担うものと予想していたらしいのだが、その話は「何故か」立ち消えになったと言う。その理由は「この外交官の家族が現政権に批判的だった」のではないかと噂されていると言うのだ。
要するに文在寅政権は日本勤務歴のある外交官を些細な理由で狙い撃ちにして左遷したり、排除していると言うのだ。勿論「能力主義ではなく、政治的理念を優先する人事が国益を棄損する」と、文在寅政権に批判的な結論となっている。
当該外交官が日本をどう思っているのかはさておき、韓国で「知日派」と目されていた事は間違いないだろう。どの国であれ、他国と健全な関係を構築するには相手国をよく知る外交官の存在が不可欠であると言える。だが現実問題として文在寅はそういう「知日派」と言える外交官を冷遇している。つまり文在寅政権は「日本と健全な関係を構築する意思はない」ものと判断出来る。
※その意味が文在寅には理解出来ていない。
そして現在、韓国大統領府で対日業務に携わるのは
「日本勤務経験のない若い外交官1名」
なのだと言う。只でさえ問題山積みの日韓関係にそういう人事をしている、と言うのは先述した様に
「文在寅政権は日本との健全な関係を構築する意思はない」
と同時に全外交官に
「日本担当はタコ部屋行きと同様」
と脅しをかけている等しい。文在寅政権誕生前に日本担当勤務歴のある外交官は「明日は我が身」と戦々恐々であろう。また日本勤務経験がなくても「日本担当になれば『出世コースからの脱落』」としか受け止めまい。そうならない為に政権に媚び、常に顔色を伺ってなくてはならなくなる。現在大統領府で一人で対日業務を担う外交官がどういう人物かは不明だが、過去に不祥事でも起こしていたとすれば最早「完全な懲罰人事」である。そうでなくても「政権に睨まれる何か」があるのではないか?と推測出来る。どちらにしても外交官のモチベーションはこんなやり方では絶対に向上しない。
※文在寅は経歴や思想信条で「差別する」と言う事だ。