司法を掌握した文在寅


※目指すは独裁者なのか?

日本で安倍首相を「独裁的」だと批判する人はそれなりにいる。どうしてそういう批判をするのか?その意味は不肖筆者には理解出来るものではないが、

「真に独裁的権力独占」

を狙うのであればこういう事になる。


文在寅政権の行った「憲法裁判所裁判官任命」が韓国で猛反発を起こしている模様だ。韓国の憲法裁判所は9名の裁判官で構成され、大統領、国会、大法院長が各々3名づつを指名出来るシステムになっている。今回2名の裁判官が憲法裁判所の裁判官に任命された。前任の裁判官の退官に伴う人事なのでそれ自体は必要な措置、と言えるのだが、問題はその人選にある模様だ。

その一人は「35億ウォン(約3億4000万円)株式投資インサイダー取引疑惑」が指摘されている李美善と言う判事で、もう一人はウリ法研究会元会長の文炯培と言うそうだ。欠格事項として

商業活動を営むこと。国会及び地方議会の議員。国会、政府及び裁判所の職員。企業、団体等の顧問、役員及び職員。」

だそうで、勿論政党への加入は認められない李美善には「インサイダー取引株式投資を行っていた」疑惑が指摘されている模様だが、そんな「訳あり」を敢えて任命するのだから反発は当然だろう。また、文炯培が会長を務めた「ウリ法研究会」は現在大法院長が会長だと言う。人事の公平性に疑問符が付くのは避けられないが、その上国会で行われる「人事聴聞報告の採択」はされなかった。つまり「国会の同意なく任命」した、と言う事だ。

結果としてウリ法・人権法研究会出身者は4人となったと言う。また、文在寅大統領府民政主席だった時に秘書官だった人物も現在憲法裁判所裁判官としてその名を連ねている。いずれにしても憲法裁判所の裁判官の過半数が「文在寅寄り」となり、文在寅の政策に憲法上の疑議が出たとしても「違憲」判断を出すことは期待出来ない状況となっている。文在寅は「司法を掌握した」と言っても過言ではない。少なくとも安倍首相はこの様な露骨な事はしていないが、それでも「安倍独裁」だなんて言う人はこの様な文在寅の露骨な人事をどう評価するのだろうか?

※気付くのが遅いぞ韓国人。

韓国野党は

「気に入らない法律や積弊とされた法律を次々と違憲にするだろう」
「左派独裁の最後の鍵が完成した」

等と批判し、また法曹界からは「死刑制度」や「国家保安法」などが廃止されるのではないかと言う懸念の声が上がっている。文在寅にその気さえあればどんな無茶苦茶な法律を制定したり、現行法を「トンデモ解釈」で運用して一般国民に実害が出ても「大義名分」さえあれば「合憲」と言う御墨付きは「もらい放題」と言う「法治の完全崩壊」も不可能ではないが、そういう人物を大統領に選んだのは他ならぬ韓国人だ。そのツケは自分達で払って貰いたい。

韓国では現在、慰安婦合意の違憲性が争われている。この措置で左寄りの判事が7人になった、と言うから「違憲」判断をする公算は高くなったと言える。そうなった時、日韓関係は政治的には「絶対零度」レベルにまで冷え込むだろうが、文在寅はそれがお望みの様だ。そうだと判っていながら此方から「友好」を口にする意味はない。必要なのは韓国への「断捨離」精神だ。出方を見守るのも一策だが、「日韓断交」は最早「現実的な選択肢」として手元に置くべき「カード」なのである。

※その責任は韓国が取れば良い。