カオスな展開となった文喜相セクハラ騒動
※事態はどんどんカオスへと向かう。
韓国国会議長・文喜相による「セクハラ騒動」、当事者双方が入院、となったが、事態はそれだけでは収まらず、外野によって更なる「カオス」状態へと陥っている。どうしてそうなるのか?は通常の思考回路では最早「理解不能」の域に達している。関与した当人達は各々
「正論を述べている」
つもりなのだろうが、結果的に「火に油を注ぐ」役目しか果たしていない。下手なコントより面白い展開だが、コレが
「韓国の政治家のレベル」
なのだろう。
国会司法制度改革特別委員会所属で、与党「共に民主党」の朴範界と言う議員は
「(文喜相がセクハラをしたとされる)あの状況は衆人環視の状況だったので、性的なものが入り込む余地はない」
と、言ったと言う。事件が起きたのは文喜相が議長室を退出しようとしたが、野党「自由韓国党」の議員がこれを阻止しようと文喜相の進路を封鎖しようとしている最中だった。そういう揉み合っている状況下、それも一番の注目を集めている文喜相が公然と故意に「セクハラ行為」をする訳がない、と言うかそういう状況ではない、と言う趣旨であろう。確かに一理あると言えるだろう。
だが、「セクハラ」は「受け手がどう感じるか」で決まる、と言う側面もある。冒頭の画像では文喜相は「腹部を触られた、セクハラだ」と主張する女性議員に「売り言葉に買い言葉」で
「じゃぁこうすればいいのか?」
と明らかに意図的、挑発的に女性議員の顔を手で覆う仕草をした。少なくともそれを「セクハラ」とする余地はあるわけで一度目の「腹部を触られた云々」は弁護の余地はあっても二度目に関しては酌量の余地を認めるとしてもそれを「セクハラ」とする主張に対する弁護は難しいだろう。
結局文喜相はこの女性議員に謝罪する以外に選択肢はなさそうだが、この一件を「カオスな事態」へと導いているのは与野党問わず「外野」の議員である。
先ずは与党・共に民主党。党最高委員の薛勲とか言う議員は一部の記者に
「はじめは(セクハラを受けたと言う)林利子議員のことを男だと思っていた」
等と語っていた、と言うのだ。勿論自由韓国党側はこの発言に猛反発、同党の報道官が
「薛勲議員は(同党の)同僚女性議員に絶対に言ってはならないことを言った」
「(薛勲が)『林利子議員に初めて会った時、強いイメージがしたため男性だと思ったが、一緒に国会で活動をしてみたらすばらしい人だった』と言ったことが間違って伝わったものだ」
と釈明していると言う。何処かしら「言葉の切り取り」とも思える部分がない訳ではないが、そうであろうがなかろうが、また発言がどういう意図であれ「不用意な発言」である事に違いはなかろう。
「(林利子議員は)結婚もあきらめて今日ここまで来た、言い方を変えれば『オールドミス』だ。かわいそうな林利子議員のような人に侮辱感を与え、セクハラしてもいいのか」
と発言した、と言うのだ。擁護しようとして却って貶める結果を生む「マヌケ発言」そのものだが、入院していると言う林利子議員がこれを聞いて「更なる精神的ショック」を受けるであろう事は想像に難くない。
要するにこんな報道がされている時点で国会内で「セクハラ事件」が発生しても与野党問わず
「被害者に寄り添えていない」
のである。自分達の眼前で発生した事案に対してこの体たらくなのにこの連中がどうして「自分達の知らない領域」の慰安婦に寄り添える、と言うのだろうか?この件だけを見ても
「所謂慰安婦問題における韓国の偽善」
は明らかである。
偽善者の「偽善行為」に一々付き合う必要などない。だから安倍首相は慰安婦合意で
「韓国を突き放す」
判断をした。それで正解だったのだ。
さて文喜相。日本ではこの者がこの様にセクハラ騒動を起こし、低血糖ショックで入院した事を
「天皇陛下を侮辱する発言への天罰」
と捉える見方をする人もいる。真相は不明だが、そうであるなら文喜相への天罰はこの程度で済む筈はない。更に「悲惨な」目に遇う事は確実であろう。悪い事は言わない。早い所先の天皇陛下侮辱発言を謝罪する事だ。さもなくば「韓国国会議長」の座が危ないどころの騒ぎではなくなっても不思議はない。本人の賢明な判断を望みたいが果たしてそれが出来るかどうか?本人の器量にかかっている。