食い違い米韓電話首脳会談


※相変わらず息が合わない…

北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射を受けて米韓でも電話首脳会談が行われたが、「やはり」と言うべきか、米韓の息は合ってはなさそうだ。


電話会談は35分行われたそうだ。直接会って話すよりよっぽど効率が良い模様だ。議題は勿論北朝鮮問題全般、と言う事になるのだろうが、問題はその電話会談の内容について青瓦台(韓国大統領府)は

「韓国による北朝鮮への食料支援をトランプ大統領が支持した」

としているが、ホワイトハウスの発表にはこの部分は含まれていない、と言うのだ。それだけでも

「米韓の息は合ってはいない」

と言う事は想像できる。

※説明責任は青瓦台

記事を出した中央日報ホワイトハウスに事の真偽を問い合わせた模様だが、ホワイトハウスは回答で発表した事以外の事に言及しなかったと言う。と、なると疑うべきは青瓦台の発表だ。トランプ大統領は先月訪米した文在寅

「私は率直に言って、人道的支援は同意する」

と発言していたと言う。一方、ポンペオ国務長官は5日、ABC放送とのインタビューで

「国連の報告書によると、北朝鮮人口の50%が深刻な栄養失調の危険にさらされている」

核兵器さえ消えれば途方もない利益があるだろうが、保有している限り危険が続いていくことになる点を理解しなければならない」

「人道的支援は許容できる。言い換えれば、制裁も北朝鮮に食料品の購入は許容する」

「土曜日のことを見ながら、その金を自身の住民のために使えたのにと考えると、非常に残念だった」

と、発言している。要するにアメリカ側の主張は

北朝鮮への人道支援それ自体には反対しない」

「だが北朝鮮は核やミサイルの開発に使える金があるならその金を自国民の為に使うべきだ」

「核やミサイルの開発に使っている金を自国民への食料購入に充ててそれでも足りないなら支援する」

と言うスタンスなのだろう。だとすれば青瓦台

アメリカ側の発言を自分達に都合よく歪曲している」

事になる。勿論それは大統領府、と言う公式の場で行う事ではないが、「それをやりかねない」のが韓国であり、文在寅だ。

※「アメリカが同調してくれている」と言う印象操作の為だろう。

アメリカは北朝鮮の一切の核開発、保有を認めない立場を鮮明にしている。一方韓国は「対話の呼び水」に拘っている。このすれ違いを明らかにすればする程北朝鮮はすぐには交渉には応じず、あの手この手で揺さぶる戦術に出る事になる。今回のミサイルもその一環だが、そういう相手の意図を考えない文在寅

「相手の事を考えている様で考えていない」

のである。

「下手の考え休むに似たり」

と言う日本の諺があるが、文在寅はまさにそれだ。重要なのは「北朝鮮に核やミサイルの保有を断念させる」事であって「対話をする」事ではない。それが判らない文在寅が出来る最善の貢献は

「黙って世界の総意に従う」

事である。個人の名誉の為に世界の秩序を乱されるのは迷惑千万なのだから。