「ガキの使い」以下の韓国国会議員団
一方で韓国国会議員団11名が「関係改善」を模索しに来日して、自民党議員と面会したのだが、日本側の求める問題への回答は「ゼロ回答」と、何を以て「関係改善」に来たのかすら不明な無意味な来日だと言える。連中が希望していた
「自民党二階幹事長との面会」
も実現しなかった。
現在日韓関係を悪化させている諸問題は悉く韓国側にその原因があり、改善と再発防止の具体策は当然ながら韓国側が責任を持って明確にし、実行すべき事である。その回答一つ持って来れないのではそもそも「面会する意味」すらない。それでも面会した石原伸晃は開口一番
「おいでになった目的は何ですか?」
と、聞いたと言うのだから不信感は相当なものなのだろう。幾ら口では「関係改善」と言った所で「誠意ある回答」が皆無では「ガキの使い」にもならない。しかも韓国国会議員団の団長朴炳錫は
「日韓請求権協定を尊重する。国と国との約束だ」
としながらも
「韓国大法院(最高裁)の判決も尊重しなければならない」
とも言った。韓国国会議員のレベルの低さには呆れるよりない。
日韓基本条約も日韓請求権協定も両国の国会で批准され、発効しているのだから当然「国際法」として日韓両国を法的に拘束する。一方韓国大法院の判決はあくまでも「国内法」の範疇でのものであり、この様に「国際法と国内法」が対立する様な場合、
「国際法>国内法」
と言うのが「法学の常識」である。理由は簡単で国際法を一方の国の勝手な判断で解釈や運用を変えられるのなら「国際法の意味がない」からだ。韓国国会議員はそういう「基本的な事」を理解していないと自ら明らかにした訳だ。日本なら学生でも「常識」レベルの事を理解しないでも韓国では「国会議員が務まる」のだから恐れ入る。こんなにも国際感覚が欠如しておきながらどうして「議員外交」が出来ると言うのだろうか?身の程知らずも程々にしておいた方が良い。
国際法に対する理解と常識があるなら韓国側がどうするべきか?は自明の事だ。そこには「過去がどうだった」などと言う要素は一切関係ない。例えば日韓併合条約は「不法に締結された」ものではなく、「当時の国際法に照らして合法だった」事は明らかである。現在の感覚で幾ら「おかしい」と言っても
「当時の法体系に基づいて合法的に行われた事」
は後から法や価値観が変わって「違法」となっても「遡及して責任を問われる事はない」のである。韓国側がそれを理解しない限り「日韓関係の改善」は有り得ない。どう焦っても今回の様に自民党には軽くあしらわれるのがオチで、面会して見解を一致させられても実行力ゼロの国賊野党共と面会しても「画餅」でしかない。そして来日している間に冒頭の通り
「G20での日韓首脳会談は困難」