北朝鮮の粛清劇は事実なのか?
「米帝に抱き込まれて首領を裏切った」
と言う理由で処刑、また労働党統一戦線部長だったものの、その職を解任された
決裂の経緯はトランプ大統領に言わせると
「合意する準備ができていない」
北朝鮮としては寧辺の核施設の廃棄で「制裁解除」を引き出したかった模様なのだが、トランプ大統領は「全ての核施設の廃棄」を要求、アメリカ側は北朝鮮の「秘密の核施設の存在」をも把握していたが、北朝鮮はアメリカに「その事実を握られていた」事さえ気付かなかったと言う。彼我の情報能力の差は歴然だが、それ故に金正恩はベトナムまで出掛けて行ったにも関わらず何一つ「成果」と呼べる物を手にする事なく帰国する羽目になった。勿論「面目丸潰れ」である事は言うまでもない。
北朝鮮の場合、トップの独裁者たる金正恩に本来なら「失敗」の2文字はない。と、言うか「あってはならない」事だ。その「あってはならない事」を現実のものにしてしまい、金正恩に恥をかかせたのだから、北朝鮮の理屈では
「粛清する」
理由にはなる。それが「共産主義」「独裁体制」の恐ろしい所なのだ。
…とは言え、韓国政府もこの情報を公式に確認した訳ではない。日本政府も明確な回答を避けたが、何か掴んでいるのであれば勿論アメリカと情報は共有している筈だ。これらの粛清劇が事実なら米朝の交渉にも影響が出るのだから当然であろう。尤も北朝鮮の粛清関連のニュースには誤報である可能性も排除出来ず、実際