北朝鮮の粛清劇は事実なのか?


※とんでもない悪党だ。

金正恩が再びしの「残虐な本性」露にした模様だ。


※やはり北朝鮮は尋常ではない。
※実の妹でも容赦なし。

2月に行われたものの、「物別れ」に終わった米朝首脳会談の責任を負わせる、と言う事で国務委員会米国担当特別代表の金革哲を

米帝に抱き込まれて首領を裏切った」

と言う理由で処刑、また労働党統一戦線部長だったものの、その職を解任された
党副委員長の金英哲は強制労働および思想教育、金英哲と共に対米実務交渉を担当した統一戦線部統一策略室長の金聖恵は政治犯収容所送り、更に金正恩実妹の金与正は謹慎、と言う処分を科したのだと言う。

決裂の経緯はトランプ大統領に言わせると

「合意する準備ができていない」

北朝鮮としては寧辺の核施設の廃棄で「制裁解除」を引き出したかった模様なのだが、トランプ大統領は「全ての核施設の廃棄」を要求、アメリカ側は北朝鮮の「秘密の核施設の存在」をも把握していたが、北朝鮮アメリカに「その事実を握られていた」事さえ気付かなかったと言う。彼我の情報能力の差は歴然だが、それ故に金正恩ベトナムまで出掛けて行ったにも関わらず何一つ「成果」と呼べる物を手にする事なく帰国する羽目になった。勿論「面目丸潰れ」である事は言うまでもない。


北朝鮮金正恩が法律。

北朝鮮の場合、トップの独裁者たる金正恩に本来なら「失敗」の2文字はない。と、言うか「あってはならない」事だ。その「あってはならない事」を現実のものにしてしまい、金正恩に恥をかかせたのだから、北朝鮮の理屈では

「粛清する」

理由にはなる。それが「共産主義」「独裁体制」の恐ろしい所なのだ。

※勿論アメリカとも情報は共有しているのだろう。
※何処まで本当なのかは謎。

…とは言え、韓国政府もこの情報を公式に確認した訳ではない。日本政府も明確な回答を避けたが、何か掴んでいるのであれば勿論アメリカと情報は共有している筈だ。これらの粛清劇が事実なら米朝の交渉にも影響が出るのだから当然であろう。尤も北朝鮮の粛清関連のニュースには誤報である可能性も排除出来ず、実際

イメージ 1
フェイクニュースで「処刑された」事にされた人物もいる。

2013年には「公開処刑」されたと報じられた人物がその後健在だった事が判明した、なんて事もあった。そういう点から報道が出たからと言っても北朝鮮の粛清関連情報は「鵜呑みには出来ない」と言える。だがこの粛清劇が事実なら今後の北朝鮮関連の諸問題、特に対米交渉に大きな影響が出るには必至だ。北朝鮮関連の情報には不透明な部分が多いが、先ずは真偽を確認し、フェイクニュースに踊らされない様、官民問わず対応する必要があると言えるだろう。