無為無策無能の文在寅


※対応が遅い。

日本による韓国への「半導体原料輸出規制」、文在寅が漸く反応を示した。…もっともこの件「第一報」は1日に報道されていたのだが文在寅が反応を示したのは8日。1週間この件で何を考えていたのやら?


文在寅は2日の時点では

※この時点で後手を踏んでいる。

日本の輸出規制措置には言及しなかった。本当はこの場で板門店での米朝首脳会談実現の「仲介の成果」誇示したかったのだろうが、その「文在寅の仲介の成果」とやらが何であれ、「糠喜びにされた」事だけは確実である。そのショックで何も言えなかったのか?それともすぐに対応策が思い付かず「取り敢えず様子見」に走ったのか?いずれにせよ、初動の1週間を無駄にした事は間違いなく、そのせいで対応が後手後手となっている。


※韓国政府はこの1週間何の情報収集をしていたのだろうか?

「互恵的な民間企業間の取引を政治的な目的で制限しようとする動き」

文在寅は日本の輸出規制措置をこの様に評し、批判したが、その間にもこの措置は

「徴用工判決に対する報復ではなく、安全保障上の懸念による措置」

であると日本の政治家やマスコミの報道で繰り返し発信されていた。それでもこの程度の認識しか持てない、と言うなら文在寅ではお話にならない。

安全保障上の懸念を理由に日本が輸出規制をかけてきた、とすれば韓国としては「その懸念を払拭する材料」提示すべきだった。


これらの半導体原料はその気さえあればサリンの様な化学兵器の原料にも転用する事が出来る。だから輸出する日本側も「輸出して代金さえ受け取れば後は知らない」なんて事にはならない。輸出管理の義務は発生するのである。

※輸出管理は当然の義務。

韓国の半導体原料輸入は必要以上の量だったと言う。日本がコレに疑問を持ち、韓国に使用目的の回答をG20までに求めたのだが、韓国から回答祖、と言う事か。それどころか文在寅の大統領就任以前からこの件で韓国から回答はないと言うから輸入している企業、若しくは国家ぐるみで北朝鮮の核開発を間接的に支援していた、と言う疑問は付いて回る。そんな事に手を貸す訳にはいかない。処置は当然であるし、そういう疑いをかけられた以上、韓国も自身の潔白を示す必要がある。その手段は一つ。

「輸入した半導体原料の使い途を明確にする事」

である。

だが、韓国はそういう事を明確に出来ない、また日本の動きを受けてアメリカに仲介依頼し、事態の収拾を謀った節があるそうだが、日本がG20以前に先に手を回していた模様で、アメリカが動く気配はない。それもこれも対応が後手後手だからである。そういう意味ではこの結果を招いたのは文在寅無為無策無能にその原因があると言えるだろう。韓国メディアは「経済報復」だなんて間違った報道をやめて、日本側の発言の意味を考え、そういう点に主眼を置いた報道をすべきである。そうすれば文在寅無為無策無能否応なく判る、と言うものだ。