引き際を知らず妄言全開の文在寅を待ち受けるもの


※対応は周回遅れ。

韓国への半導体原料輸出規制に関して文在寅は「日本に警告」をしたそうだ。本人としては自信満々なのだろうが、岡目八目の立場で見ると

「周回遅れの妄言」

としか思えない。


文在寅は日本の輸出規制措置について


※経済音痴も良いところ。

この様に述べたが、この時点で既にズレている。何を以て「韓国経済が一段高い成長を図る時期」としているのかすら意味不明だが、文在寅の経済感覚、と言うのは「最低賃金を引き上げて却って経済の停滞を招く」様なレベルだ。そんな程度の経済感覚で語る事など「信に置けない」事は明白であろう。

また、この手の輸出規制が「ブーメランとなる」と言う主張は「悪夢の民主党政権」時代の尖閣沖漁船衝突事件が念頭にあるのかも知れない。あの時支那レアアースの禁輸で日本を揺さぶったが、蓋を開けるとより大きな経済ダメージを受けたのは支那の方だった。それと同じ結果になると文在寅としては踏んでいるのだろうが、そうだとしたら余りにも考えが甘過ぎる。

この時、危機感を持って対応した日本企業は「レアアースを使わない製品」や「レアアースのリサイクル技術」を瞬く間に開発・運用し、支那の過剰生産、過剰在庫も手伝って僅か4年で支那レアアース産業を赤字へと追い込んだ。それだけ日本の技術力が優れていたからなのだが、文在寅は韓国企業に同じ真似が出来るとでも思っているのだろうか?そういう事が出来るのであれば「日本からの供給」の上に胡座をかく事なくそれらの戦略物資を既に自前で生産しているだろうし、措置の発表後、明らかな後手後手の対応で企業のトップが在庫確保に東奔西走したりはするまい。

※それをしてきたのはお前だろう。

また文在寅は日本の措置を「両国の歴史に逆行する」と非難したが、慰安婦合意事実上破棄し、徴用工問題を過去の己の見解と国際法を無視した上で蒸し返し、自衛隊機への火器管制レーダー照射事件では責任転嫁と醜悪な言い訳と嘘出鱈目に終止した己の言動は「日韓関係の歴史に順行している」とでも言うのか?日韓の信頼関係を悉く破壊しているのが当の文在寅なのは論を待たない。それこそ「ブーメラン」なのだが、この阿呆にはそれを理解する知能もない様だ。

※それこそ自分の首を締める結果になる。

その上で「日本が措置を撤回しなければ外交交渉は行わない」と言う姿勢を見せたが、それが自分の首を締める結果になると言う事は理解していない模様だ。

※安倍首相にとって韓国は最早「話し合うにも値しない」のだろう。

この措置には韓国へ向けた安倍首相の「最後のメッセージ」と言う側面もあると言える。安倍首相はじめこの件で踏み込んだ発言をしている与党議員は揃ってその理由に「韓国との信頼関係の崩壊」挙げている。要するに今までの韓国のおかしな言動に対して「韓国とは最早話し合うにも値しない」と通告したに等しいと言える。慰安婦合意の破棄も徴用工問題での異常判決も、また自衛隊機への火器管制レーダー照射「氷山の一角」でしかないのだ。日本の対応は「それらの積み重ね」結果だ。そういう事態を招いたのは明らかに韓国側「非がある」事に疑いの余地はない。そうであれば韓国が「外交交渉は行わない」と言った所で最初からこちらにも「その気はない」のだから文字通り「痛くも痒くもない」訳でしかもこの措置はあくまでも「国内法の運用見直し」なのだからそもそも他国にとやかく言われる筋合いなど一切合切ない。その意味では韓国のしている事、と言うのは「内政干渉」とも受け取れる。それでも韓国に「理がある」と言えるか?

※それも韓国の場合、「何度も」である。

第二次世界大戦時の英国首相チャーチルはその著書「第二次大戦回顧録」で

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。 
反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数が上がるのに、それができない。それでもう一度、無理難題を要求すると、これも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという。
無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人がまったく別人の顔になって、 
「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、 あなたは話のわからない人だ。ここに至っては刺し違えるしかない」 
と言って突っかかってくる。〉
と、日本について述べているそうだ。結果的にチャーチルは日本軍に当時最新鋭艦だった戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」及び「レパルス」を撃沈され、シンガポールを失った。そしてそれが第二次大戦でチャーチルが「最も衝撃を受けた」出来事だったと言う。そして
〈日本にこれ程の力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。〉
と、している。麻生副総理はかつてこのチャーチルの回顧を「日本外交の本質が凝縮されている」と評したそうだが、少なくともチャーチルがそれを知る為に負った代償は戦勝国になったとは言え、とてつもなく大きかったと言える。
また、オバマ政権で副大統領だったジョー・バイデン習近平と会談した際、
「日本は一晩で核兵器を製造・保有出来る」
と、習近平に警告を発した事があった。勿論幾ら日本の技術でも原発用の核燃料を文字通り一晩で核兵器に転換するなど無理がある話だし、「物の例え」の類なのだろうが、相手には「日本ならやりかねない」と思わせるだけの重みはある。日本の実力を世界の何処よりも知っていると言えるアメリカならではの警告の発し方、だとも言える。その警告が効いているせいなのか、それとも習近平本人、もしくは支那共産党なりに「日本を本気で怒らせたらどうなるか」を知っているからなのかは不明だが、支那は「反日国」であってもそういう「最後の一線」だけは越えてこない。
文在寅は「限度」を知らない。
だが韓国だけは「限度」と言うモノを知らない。そしてとうとう日本を怒らせた。過去にそれをやった米英は戦争には勝ったがそれ以上のモノを失ったし、屈辱も味わっている。そういう歴史から学ぶ事の出来ない韓国は「阿呆」としか言い様はないが、どういう結末になろうが確実に今までやって来た事以上の屈辱を味わう事だけは確かであろう。そういう意味では今回の輸出規制「始まり」に過ぎない。さて、安倍首相は次に何をするのか?そして文在寅は自身の愚にどこまでされれば気付くのか?悪い事は言わない。韓国が「引く」のは今が「ラストチャンス」である。