「リベラルが有害」と言う日韓の共通点
※そういうお前の対応が一番感情的だ。
今回はまず「日韓で共通している事」を一つ挙げたい。そんな事を言うと
「日本と韓国を同列に論ずるのか」
と、批判も出てくるだろうが、これは厳然たる事実である。
「日韓共に『左翼は救いのない阿呆集団』である」
と言う事だ。韓国の左翼が如何に愚劣であるかは以下のハンギョレ社説を読めば一目瞭然であると言えるだろう。
と言う表現を用いる程だ。わざわざこういう表現を用いる、と言う事は
「『GSOMIA破棄』全責任は文在寅政権にある」
と言外に言っている等しい。それが判らない時点でその見識の無知蒙昧ぶりは明らかであろう。
〈韓日の対立が最高潮に達するまで、対岸の火事のように手を拱いてきたにもかかわらず、今になって声を荒げる米国の態度には、我々こそが失望させられたと言わざるを得ない。〉
なんてハンギョレは言うが、連中が知らないだけで、世間ではそういうのを「逆ギレ」と言う。
GSOMIA破棄の会見をした金鉉宗とか言う高官は会見で
「韓米同盟は堅固であり、GSOMIAの終了で大きく動揺することはないだろう」
「重要なのはこの機会に韓米同盟を一段階アップグレードさせる契機になるということだ」
等と寝言にもならない妄言を連発させたが、現在のアメリカの反応を見た上でコイツ、同じ事を言えるのだろうか?アメリカからすれば「GSOMIA破棄」は米韓同盟破棄、在韓米軍撤退の口実にもなりかねない「裏切り行為」でしかない。トランプ大統領が「アメリカの国益第一」で行動する事は既に明白で、しかもアメリカにとって「日米韓の連携」は極東の安全保障の「要」だと考えている事もまた、明らかである。それを公然と、しかも事前にアメリカは高官を派遣して文在寅に釘を刺したにも関わらず、である。また韓国側は否定しているが、アメリカが一連の日韓対立で日本の主張に理解を示している事は既に明白だ。首脳同士の信頼関係一つとってもトランプ大統領との信頼関係が
だなんてどうして言えると言うのだろうか?今までは韓国は「アメリカに告げ口」して自国に有利な言質を引き出していたが、もうその手は通用しない。「米韓同盟」に対する「正しい態度」を示すべきなのは韓国政府であり、それを指摘するのがメディアの役割である。
また、ハンギョレは
〈日本がGSOMIAの終了決定に“居直り”ともいうべき無礼な態度を取ることについても、遺憾を覚える〉
等と意味不明な事を言っており、例えば河野外相が駐日大使を夜間に呼び出して抗議した事を「盗人猛々しい行動」とし、「河野外相の主張こそがそのまま日本に返さなければならない言葉」だと言うが、流石漢字を捨てた国なだけの事はあって「主客転倒」と言う言葉を知らないらしい。ハンギョレの主張こそまさしく「主客転倒そのもの」なのだが…
このハンギョレ社説は日本の対応を批判しているものの、「日本の韓国に対する言動の何が『国際法違反』なのか」について一切触れていない。一方日本が一連の問題で韓国を批判する場合、その根拠は常に明らかにされている。例えば日韓請求権協定に規定のある「協議」「仲裁」に韓国が応じなかった事は日韓請求権協定の条文を読めば「協定違反」なのは論を待たないし、輸出管理体制強化についても世耕経産相が韓国のキャッチオール規制の不備、そしてそれに関する協議に韓国が応じなかった事を明らかにしている。
一連の日韓対立で韓国側の言動、と言うのは官民問わず「論点ずらし」と「責任転嫁」に終始している。それで「対話」を口にする事自体が「盗人猛々しい」行為であり、そんな程度の相手では
「話し合いにさえ値しない」
と言うのが日本政府の本音であろう。かりそめにも「メディア」名乗るのであればハンギョレはそんな事など言われずとも「察する」器量を持ってから論説を書くべきであった。
官民問わず韓国側の言動は「言論の自由」ですらない。やっている事は「放言の自由」の行使である。他国を批判し、自国の正当性を主張する、またはそう考えるのは自由でも「それなりの根拠」がなくては話にならない。韓国側の言動からそれが指摘された試しなど皆無で、ただ「自分達はそう思う」「国民感情が許さない」と言った「根拠にならない根拠」に基づいているだけである。こんな国の一体「何を信じろ」と言うのか?こんな話にならない主張をするのが韓国のリベラル、そしてそれを擁護するのが日本のリベラルである。どちらもロクなものではない、と言う点では同じ穴の狢だ。この様に自国どころか地域の安全保障にまで有害なのが「リベラル」なのである。