G7サミットでネタにされた文在寅


※この様な場で言われてしまった文在寅の胸中如何に?

現在フランスで行われているG7サミット。初日の「外交安全保障」がテーマの討議でトランプ大統領から爆弾発言が飛び出したらしい。トランプ大統領の場合、良くも悪くもどんな発言が出てきても驚けなくなっている、と言う人も中には居るかも知れないが、本人の居ない場でこの様な事を、しかもG7、と言う自由主義陣営最高の舞台で言われた文在寅の胸中は如何なものであろうか?


トランプ大統領はサミットの「外交安全保障」討議で韓国について

「韓国の態度はひどい。賢くない。彼らは金正恩朝鮮労働党委員長)になめられている」

「金氏は文氏を信用できないと言っている」

等と発言したのだと言う。文在寅が異常なまでの「従北」ぶりを隠そうともせず、公然化している事は誰もが知っている事だが、当の北朝鮮は明らかに「眼中にない」としか受け取れない対応を示している事もまた、誰もが知っている事である。それでも現実的な物の見方、と言うものが「出来ない」のが文在寅だが、ストレートに「賢くない」とまで言われてしまうのだから救いがない。

文在寅のラブコールなど金正恩の眼中にはない。

百歩譲って文在寅に本人が言う「米朝の仲介者」としての存在意義とそれを実行する器量がある、と認めるとしてもその役目そのものが6月30日にトランプ大統領北朝鮮に越境したその瞬間に「終わっている」と言える。実際この時、板門店までトランプ大統領に同行した文在寅だが、肝心のトップ会談には同席させて貰えず「別室待機」と言う屈辱的とも言える扱いを受けている。素人ならともかく、「大統領」と言う立場を考えれば通常ここまで露骨な対応をされれば否応なくその意味を理解して然るべきなのだが、文在寅は空気が読めないのか?それとも本当の意味での「単なる阿呆」なのか?いずれにしてもこんな醜態を目の当たりにすればトランプ大統領でなくても同様の趣旨の発言は必ず何処かの首脳の口から出る事は間違いないだろうし、「文在寅とはそういう『つまらない奴』」と言う評価が定着する事は必定である。知らないのは本人だけ、と言う滑稽図だ。

※この瞬間に文在寅の役割は終わっている。

トランプ大統領がサミットの場で文在寅なんぞに言及したのはやはり「GSOMIA破棄」と言う日本への対応に対して憤慨していると共に不信感を抑える事が出来なくなっているのだろう。何せ韓国は「GSOMIA破棄」に際して「アメリカの理解を得て決断した」と言う虚偽の発表を行い、アメリカに「嘘つき」呼ばわりされる様な真似を仕出かしている。そんな国の何を「信用しろ」と言うのか?これで韓国を信用出来る、と言うなら詐欺師の甘言や旧民主党の公約はおろか、(実際にはそれをしないまま刑が執行されたが)オウム教祖の懺悔だって信用出来るであろう。文在寅政権の韓国、とはそういう国だと認識されなくてはならない。この先、アメリカが韓国に対し、「駐留経費の増額」と言う踏み絵を踏ませて韓国が拒否すれば米韓同盟破棄、在韓米軍撤退、と言う事態発生しても驚けない。そうなると日本の防衛戦は38度線から一気に対馬海峡まで下がる事になるが、そうなっても呑気に「憲法9条で日本の平和は守られている」なんて寝言を言い続けられるだろうか?「備えあれば憂いなし」と言うからには今のうちに体制を整えておかなくては話にならない。災害にそうするクセにどうして戦争にはそうしないのか?左翼の思考回路は理解不能である。


※以心伝心が出来ている二人だが…

文在寅政権の一番の被害者は日本だが、安倍首相はトランプ大統領の発言の際、笑みを浮かべていただけだったと言う。勿論その真意は伝わっていた筈だが、それこそが「日本の美徳」である。敢えて口にする必要はない。一連の日韓対立で日本が正しい事、そしてそれがアメリカに正確に伝わっている事はまず間違いないと見て良いだろう。次は日本が「米韓同盟破棄」を想定して必要な対応を行わなくてはならない。韓国を擁護するのは自由だが、少なくともG7は韓国を「信頼する事はない」だろう。文在寅はその現実を受け止めるべきである。