韓国人記者のコラムより

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韓国中央日報のソ・スンウク東京特派員がコラム「日本の“オーバー”は、オーバーではなかった」を書いていたので読んでみた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140505-00000004-cnippou-kr

…丁度二年前の話だが、石川県からディズニーランドへ向かう高速夜行バス、運転手の居眠り運転が原因で高速道路の壁に激突して7名死亡、38名が負傷という事故があったのをご記憶だろうか?この事故で高速夜行バスの運転手の過酷な勤務実体が明らかになったりして、大騒ぎになったりした。再発防止策として旅行会社が顧客を集めてバス会社に運航を委託するという高速観光バスを廃止した。またバス運転手の一日の最長運転距離も従来の670キロから400キロに減らした。

…それらをこの特派員は来日後一年経たずに見ていた様だが、彼にはそれらの対応は当時オーバーな対応に思えたようだ。

このバス事故の対応がオーバーに感じるのは韓国人としての一般的な感想なのか、それともこの特派員だけなのかは不明だが、前者ならばこの時点で今だから言えるのかも知れないがセウォル号の事故の芽は既にあったとも言える。

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そもそも韓国は乗客の安全よりも運営会社の収益性を優先するからだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140507-00000013-rcdc-cn

セウォル号事故後に起きた地下鉄追突事故、原因とされる信号の異常に気付いていながら半日以上放置していたという。
その他にも原発の部品が基準に満たない不良品にも関わらず検査証を偽造して使っていた事実もある。不良品を使った原発で事故が起きたらどうなるかは考えてないようだ。福島での事故で大騒ぎして於いて、である。

特派員は勘違いしている。日本人が安全面に敏感なのではない。韓国人が無頓着過ぎるだけの話だ。

特派員はセウォル号事故における日本メディアの報道にも言及している。
曰わく「今回の事故を、自分たちの安全意識を振り返る鏡にするとの意図も含まれている。」という解釈だが、残念ながらセウォル号事故から日本はこの特派員の言う意図から得られる教訓はないだろう。

なぜなら日本の海運会社で船を過積載を当たり前で運航させたり、提出書類を偽造したりする会社がそもそも存在しない。またセウォル号船長の様に乗客を無視して自分が真っ先にパンツ姿で恥も外聞もなく逃げ出す船長は日本にはいないし、新米航海士に危険な航路を運航させまい。また間違っても全速力で急旋回する運航はしないのだから。

寧ろ韓国人は日本の安全対策、運用法を頭を垂れて学ぶべきだ。そもそも旅客業は旅客の安全が最優先だが、それすらおざなりな韓国の旅客業は旅客業に非ず。運営する資格すらない。人命は何より最優先であり、失われたら取り返しがつかないのだから。韓国人はまずそこから学ぶべきだ。

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