汚名挽回に勤しむ似非評論家

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タイトルを見て「!?《汚名返上》の間違いではないか?」と、思った読者様もいるだろう。しかしこれは筆者に意図あっての事で誤植ではない事を始めに申し上げておきたい。

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朝日新聞吉田調書並びに所謂慰安婦問題における誤報(と、言うか歪曲捏造嘘出鱈目報道)を認めて謝罪したが、これを受けて朝日新聞の解約が相次いでいるとも言われている。一説にはその多くは東京新聞に流れているとか。だがそれは最悪の選択肢だ。そんな中でも朝日新聞に拘る人もいる。勿論誰でも思想信条の自由はあるが、自ら好き好んで嘘出鱈目を吐く様な報道機関を信じる必要はあるまい

だが、ここにその朝日新聞の報道を信じて他者を見下したコラムを掲載した人間がいる。その時点では朝日新聞の捏造は明らかではなかったからその時点で報道を信じた事自体は責められない。だが、その前提の報道が誤りだと明白になった以上、批判して見下した人間に謝罪し、自らの誤りも認めるのが人間の、特に言論人としての筋ではあるまいか?ところがこの人間は謝罪どころか反省もなく、未だに自らの主張が正しいと言う妄想から脱却出来ず懲りずに同趣旨の文章を論点をずらして書いている。言論人としての品格の欠片もない朝日新聞以下のこの厚顔無恥な人間の名を天木直人と言う。元外務省の官僚だったと言うが当時からこうならば官僚をやっていたのは外務省ではなく、害務省だったに違いない。以下に全文引用。

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※あっ、本音が…

http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140916-00039134/

《馬鹿な朝日新聞の木村社長があっさり吉田調書の誤報を認めたものだから政府や東電の回し者は喜んで朝日たたきを繰り返す。愚かだ。朝日は誤報だったかもしれないが、だからといって被ばくを恐れて逃げた東電職員が一人もいなかったという証明にはならない。死んだ吉田所長一人の証言だけでなく、いまこそ当時の民主党政権の関係者や東電幹部、職員全員を呼びつけて、安倍政権は、東電が逃げようとしたのかしなかったのか、検証して、国民の前で白黒を示さなければいけない。そうすればこれまで国民に知らされなかったことが次々と明らかになるだろう。あの時はまさしく危機状態だったことがわかる。逃げようとした東電職員が間違いなくいたと思うし、そんな東電職員を誰も責めることはできない。死を覚悟して任務に励めと要求できるのは命がけを覚悟して入隊する自衛隊員ぐらいのものだ。民間職員にそこまで求めるのはかつての玉砕のような危うさがある。吉田調書を再検証することによって福島原発事故の恐ろしさがいやでも再認識される。原発再稼働などとんでもないということになる。だから安倍政権はこれ以上吉田証書の再検証は行わないだろう。朝日たたきや管民主党政権たたきのの道具で終わらせてはいけない。吉田調書を公表した以上、この際、東電職員が逃げたか逃げなかったか、を徹底的に調べ上げてみろ。それができるかということである。》

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※あっ、本音がまた…

天木は自分の主張が誤りだと認める事を知らない。天木は朝日新聞の誤り同様福島第一原発から(独断で)逃げた人がいるとしている。しかし論拠にした朝日新聞は政府の吉田調書公開と共に誤りを認めた。これで天木はメンツ丸潰れになる。だから冒頭から朝日新聞社長を「馬鹿」呼ばわりして、この様に主張して仮に一人でも逃げた人がいれば「それみろ、私は正しかったと、言いたいのだろう。唾棄すべき思考回路であると共に器の小ささが窺える。

今更逃げた人がいようがいまいが大問題ではない。間違っても韓国セウォル号沈没事故と一緒にしてはならない。仮に一人でも逃げた人がいたとしても事故対応した吉田所長以下作業に当たった人々の努力が水泡に帰す訳ではない。仮にいなかったとしても菅直人東京電力の責任が軽減される筈もない。拘る意味がないのである。

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結局天木直人丸潰れになった自分のメンツ回復の為そこに拘っているに過ぎない。だが、そもそもそれ自体が無意味な為汚名返上どころか恥の上塗りになる。だから敢えて汚名挽回と表現したのである。

左翼の論者はその誤りを証明されてもこの様に論点をずらして悪足掻きする。かりそめにも文章書きで読者からカネを取る人間のする事ではない。文章書きとして最悪の醜態だが、自分が絶対正しいと言う妄想から脱却出来ない限りそれに気付く事は出来ない。憐れむべきであると共に不肖筆者の様なアマチュア素人ブロガーにとってもよき反面教師である。

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