朝日新聞の逆襲

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朝日新聞をはじめ記者クラブに加盟する新聞・テレビは政府官公庁に記者を常駐させている。しかし、朝日が過去の慰安婦記事を一部取り消したことで、「取材先から『国益を損ねた』と取材協力を拒否されるケースが続出した」(朝日記者)。そこでこの夏、朝日の幹部らが一部の省庁幹部に対して検証記事の意図や事情などを説明して回った。

本誌(週刊ポスト)はその際に朝日幹部が説明した内容を某省がまとめたメモを入手した。

それによると、検証記事をこのタイミングで掲載した理由として、「若手記者からの批判や不満が抑えきれなくなってきていたこと」や「社長らの国会への証人喚問の可能性もあり、それを避けたかったこと」などが挙げられた。

さらに朝日幹部は、朝日を批判する新聞や雑誌など複数のメディアを挙げ、こういう内容の説明をした。

誤報を認めた部分以外をメディアから攻撃されたら、朝日の紙面で反論するだけでなく、積極的に提訴する方針だ」

その中で月刊誌『SAPIO』や産経新聞などを名指しして、「朝日が訴えたらそれらのメディアはひとたまりもないだろう。彼らは取材力が劣っているからだ」という主旨の発言があった。朝日の驕りと勘違いは救いようがない。》


http://www.news-postseven.com/archives/20140921_277398.html?PAGE=1#container

誤報を認めた部分以外をメディアから攻撃されたら、朝日の紙面で反論するだけでなく、積極的に提訴する方針だ」などと、よくまぁどの面下げて言えるものだと呆れてしまう。反省が皆無な証拠である。

また「月刊誌『SAPIO』や産経新聞などを名指しして、「朝日が訴えたらそれらのメディアはひとたまりもないだろう。彼らは取材力が劣っているからだ」という主旨の発言があった。…確かに朝日新聞の取材力はスゴイ。何と言っても取材に出かけずして何故か任天堂社長のインタビュー記事が出来上がり、それを紙面に掲載するのだから。相手に会わなくてもインタビュー記事が書ける取材力は他の新聞や雑誌にはないのは間違いない。何故なら世間ではそれを捏造記事と呼び、他メディアはそんな事はしないからだ。

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筆者が思うに所謂慰安婦問題や吉田調書の嘘出鱈目捏造歪曲報道朝日新聞は認めたものの、世間の反発は朝日新聞の想定を遥かに上回っていたのだろう。先日の朝日新聞の謝罪会見、殆どの国民が納得していないのは各種調査から明らかである。そして朝日新聞は信頼回復出来ない」とする割合は6割を越えている。国民の過半数以上から信頼されないメディアに存在価値があるのか?そこからして疑問が沸く。従って朝日新聞には焦りがあるのだろう。何とかして産経や読売の鼻を明かしてやろうと逆襲の一手を必死に考えて行動なり記事にして主張するなりして国民の批判をかわしたり、読者減に歯止めをかける狙いがあるのではないだろうか?

だがそれは「逆襲」ではない。「逆ギレ」だ。自らの過ちを認めて真摯に反省して、紙面でそれを明確にしていくのが朝日新聞のやるべき事だ。他社を引きずりおろして相対的に自分の立場を守るやり方は韓国のそれと同じ愚劣な手段だ。だが朝日新聞にはその理解はない。いずれまた同じ過ちを繰り返す。「国民の声を聞け」と政治に言う前に先ずは自らが国民の声を聞け。朝日新聞論評を抜きにして、先ずは事実関係のみを的確に伝える事から始めてはどうか。そうでなければ国民に「反省」は伝わらない。間違っても他紙に反撃や国家国民に逆襲など企んではならない。もう一度言う。それは「逆襲」ではない。「逆ギレ」だ。

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※逆襲に出た大佐。

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※逆襲に来た怪獣

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※逆襲に失敗したロボット

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※逆襲ではなく、逆ギレした新聞社