佐竹秋田県知事の正論と真逆の沖縄県知事。

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※申し入れを行う共産党。その申し入れ自体が問題だ。

秋田県佐竹敬久知事が秋田空港を有事の際に戦闘機などが使用することを認めると述べたことについて、共産党県委員会は9日、空港を使用する自衛隊機を救難用に限定した県と防衛省の協定を順守するよう求める知事宛の申し入れ書を堀井啓一副知事に手渡した。

 申し入れ書は「国民世論が戦争のない平和な社会を希望し、安全保障法案に大きな不安を抱いているこの時期の知事発言には驚きを隠せない」などとした上で、知事に協定順守を表明するよう求めている

 堀井副知事と会談した共産党県委員会の山内梅良副委員長(元県議)は「有事とはどういうことを指すのか。土崎空襲(先の大戦末期の秋田市土崎地区への空襲)のようなことが起きたときに応戦するという動きがあるかもしれないが、そういうこと(他国からの攻撃)をさせない方法を考えなければならない」と知事発言を批判した。

 堀井副知事は「知事はごくごく当然の原則論を言った」「空港を管理する原則的な考え方を答えた」などと述べたが、山内氏は「承服できない」とした。》

http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt1506090035-n1.html
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秋田空港での自衛隊の救難ヘリ。

…その佐竹知事の発言だが、有事の際の戦闘機や哨戒機などの使用について「使えます。当然でしょ」と明言し、
「国家の有事の際に(国家に)沿うのが地方機関」
「有事の際は全部接収。これが国家意思」
「そのときに駄目ですという知事は相当ばかだよ」
「協定を結ばなくても、防衛庁はあそこをぼんぼん(戦闘機などが)使おうとは考えていなかった。ただ一応、県民の皆さんに示すということで喜久治さん(佐々木喜久治元知事)が結んだ協定だと思いますよ」
との見解を示した。正論である。

佐竹知事は会見後、退室する際も「有事のときは、あの協定はない。法律に基づいてやる」などと述べた。一方で、秋田空港では戦闘機や練習機はエンジンの始動設備の関係で着陸できても離陸は難しいとの認識を示したが、航空自衛隊関係者によれば、離陸に問題はないそうなのだが…

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※ま、共産党なんてこんなものでしょう。

…そもそもこの共産党の申し入れは不可思議な申し入れである。ここで言う「有事」とは直接的には日本が戦争に巻き込まれる、間接的には朝鮮半島有事あたりを想定しているのだろうが、何れにしても「非常事態の際には協定の内容にとらわれずに国に全面協力する」という意思表示に過ぎない。問題視するほどの事ではない。寧ろ問題視する方を問題視するべきである。

「土崎空襲(先の大戦末期の秋田市土崎地区への空襲)のようなことが起きたときに応戦するという動きがあるかもしれないが、そういうこと(他国からの攻撃)をさせない方法を考えなければならない…と言うならばその「他国からの攻撃をさせないようにしよう」と言うのが安倍政権が国会に提出した安全保障関連法案だ。それなら四の五の言わず安倍首相に協力すればいいだけの話ではないのか。憲法9条が領土も国民の生命も守ってくれないのは既に実証されているではないか。何故その事実を目の当たりにしてそれに無意味に拘るのか?

協定の字句に拘り、非常事態に際して柔軟な対応が出来ないのは無為無策より始末が悪い。共産党ももう少し柔軟な思考が出来るようになった方が良いのではないか?

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※佐竹知事とは正反対の悪い例。自覚がないだけ質が悪いが。

…だが佐竹知事の正論を真っ先に耳の穴をかっぽじって、顔と手を洗って、口を清めて、爪の垢を煎じて飲んだ上で正座して聞くべきなのは言うまでもなく沖縄県知事翁長雄志である。同じ県知事でもここまで格が違うものなのである。

…巷で言われる「政治は誰がやっても大差ない」なんてのは大嘘である。
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翁長雄志やその同類項が知事ではその地域の人々が迷惑する。佐竹知事の姿勢を見習って貰いたいものだ。