ここがヘンだよ前川喜平 その2
※文書が本人作成なら当然だろう。
した事で与野党のつばぜり合いが続いている模様だ。
野党は
「首相官邸が人格攻撃しても問題の本質は揺るがない」
「行政がゆがめられたという疑惑が明瞭になった」
「この問題を別の問題での個人攻撃に絡めるべきではない」
(志位和夫)
等として前川喜平の証人喚問を要求。これに対して政府与党は
と、野党の要求を拒否する姿勢を見せている。
※だったら確認してから言えっ!
「強い違和感を覚えた」
また「女性の貧困調査だった」との説明には
「ああいうところに、そういうことで調査に行くだろうか、常識的に」
※それも「援助交際」の一環なのだが…
野党は政府与党が前川喜平の行動を非難している事を「人格攻撃」と非難しているが、前川喜平は「文科省天下り斡旋問題」の際に隠蔽工作まで行った人物だ。前川喜平本人が「直接関与した」案件も複数確認されている。それ一つで「前川喜平の人格云々」など決着は付いている等しい。今更政府与党が前川喜平の人格攻撃をして前川喜平の信用を低下させる意味はない。…最初から「最低最悪」と判っているからだ。そしてその「天下り斡旋問題」を追及していたのは野党ではなかったか?「安倍政権攻撃」のお仲間だと判れば数ヵ月前の過去は不問なのか?そういうのを「御都合主義」と言うのではないだろうか?そういう所からして「胡散臭い」のである。
※連中のやる事などそんなもん。
また、文書が出てきたタイミングも不自然だと言える。朝日新聞が朝刊一面トップで報じたのは17日。国会では「テロ等準備罪」法案の委員会採決直前だった。この報道に「テロ等準備罪法案の採決を阻止する」と言う目的があるのであれば絶妙のタイミングだった、とも言える。結果的には採決は行われ、週明けから舞台は参議院だが、報道が出た時点で野党としては「森友学園では『手詰まり』」「金田法相の首は獲れず」「与党と維新が修正合意したので『強行採決』と批判も出来ない」等と、極めて厳しい状況だった。そこへ「神の一手」の如く加計学園問題で「如何にも」な話が出てきた。しかも、…前日出した文書に「作成期日や作成部局がない」と指摘された翌日に「作成期日」の入った文書が出てくる…そんな「タイミングの良い話」があるのだろうか?
※前川喜平の本音はコレらしい。
※クソの役にも立たないのは明白。
この文書、マスコミに持ち込んだのは前川喜平本人だった。朝日新聞以外のマスコミ各社は「文書が前川喜平本人の作成」と、言う可能性を排除出来なかったので「記事に出来なかった」訳だが、今に至るまで「文書が本物」と客観的に証明出来た例はあるだろうか?民進党は「加計学園問題追及チーム」なるパフォーマンスを始めているが、独自調査で文書の真実性を証明出来なければ意味はない。前川喜平をヒアリングしてその主張を追認するのに「特別チーム」はいらない。問題は
「客観的に文書が本物だと証明出来るか否か」
「仮に文書が本物だとして『そこに違法性はあるのか?』」
であり、その「裏取り」もしないで証人喚問した所で与党につつかれてボロが出れば偽証罪で一巻の終わり、である。民進党はそこまで考えているのだろうか?…恐らく「考えてはいまい」。そうなった場合、「嘘吐きに騙された民進党」と、只でさえ低迷している支持が更に失われるのは必至だが、それを理解出来るなら民進党は民進党ではない。前川喜平の証人喚問がやりたければやれば良いが、現状では間違いなく野党にとって「裏目」の結果になるだろう。確実に言えるのは
「ここで『前川喜平を証人喚問せよ』と叫んでもそのパフォーマンスは国民に見抜かれている」
と言う事だろう。
※「違法性はない」のに追及する意味はあるのか?
また文書が本物だとしても「違法性はあるのか?」と言う点に関しては
「違法性はない」
尚、江田憲司はそういう観点で主張する人々を
※「主権者」の国民を「輩」呼ばわりか…
と、Twitterで「輩」呼ばわりである。「人格攻撃」云々と他者を批判する前に先ずは自身の「人格」をどうにかした方が良いのではないか?これが前川喜平を擁護する国会議員、と言う「公人」の発言である。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったものだ。
※ついでに消毒して貰え。