籾井発言、何が問題?

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NHK籾井新会長の慰安婦問題の発言が波紋を呼んでいる。案の定朝日、毎日、東京の左寄り新聞は批判的に報じている。

籾井会長は慰安婦問題について「 戦時だからいいとか悪いとか言うつもりは毛頭ないが、この辺の問題は、どこの国にもあったこと。慰安婦自体がいいか悪いかと言えば、今のモラルでは悪い」
また、個人的な見解と断った上で、「韓国が、日本だけが強制連行したみたいに言っているから話がややこしい。補償しろというが、日韓基本条約で全部解決している」等と発言。

先述の左翼3紙を始め、民主党幹事長やら当の韓国からも「無知の極み」等批判が出ているが、その「無知の極み」は韓国自身であり論外だが、何故彼の発言が批判されなくてはならないのか?

報道は公正中立が求められる。それを欠いた発言だと言うが、常に韓国や支那寄りの論調で日本を貶める記事ばかり書く左翼新聞社などが彼を批判する資格はない。

籾井会長の発言にあったように慰安婦なる存在は日本軍だけにあったのではないのは歴史的事実である。彼が触れたように仏独にもあったし、朝鮮戦争時に国連軍の慰安婦になった(またはさせられた)韓国人女性がいたのも事実だ。在韓米軍用に慰安婦を国家ぐるみで管理していたのは当時の韓国大統領朴正熙。現大統領朴槿恵の父親だ。大体韓国側からも具体的な日本軍による強制の証拠はない。あったのは河野談話制作時のいい加減かつ杜撰な証言くらいだ。

また日韓関係についても国交締結時に日本からの有償無償合わせて5億ドルも支援して「完全かつ最終的に解決したものと見做す」と条文に明記しているのもまた事実だ。その金を国民に渡さないで経済対策に流用したのは朴正熙の勝手な判断で日本のせいではない。個人補償は対象外と後から言い出したのも韓国の勝手である。日本がそれに同意した事実があるなら是非とも証拠を出してもらいたい。

つまり籾井発言は客観的事実を述べたに過ぎない。どうしてもそれを批判したいなら事実を基に述べた発言のどこが公正中立を欠いているのかハッキリさせてからにしてもらいたい。また籾井会長は「会長職は置いといて」と個人的立場を強調して更に放送法を遵守し、番組には自身の見解を反映させないと発言もしている。それの何が問題なのか?

「籾井会長は安倍首相寄りの姿勢を示した」等と新聞では書かれていたが、裏を返せば安倍首相も単に事実を述べたに過ぎないとも言える。故に「安倍首相再登板後日本が右傾化」と言うのも単なる妄言だと判る。

…歴史的事実を否定し、自分達の主張にそぐわない存在を批判的に書くのは支那や韓国のメディアの悪癖でもある。そんな悪癖を真似ても意味はないがこの3紙はそういうやり方に染まってしまっているのだろう。そういうのを「マスゴミ」と巷では言うそうだが、正しくこの3紙はそういう存在だ。

NHK偏向報道が批判されていたようだから、籾井会長の元、偏向を修正して他の手本となるような正しい報道姿勢を期待したい。