責任取れよ、民主党!

イメージ 1

沖縄県竹富町の教科書採択問題は同町の教育長が文部科学省を訪れて問題について話し合ったようだが折り合いは付かなかったようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140417-00000042-mai-life

この教科書採択問題、元々は民主党政権時まで遡る。以下のリンクをご覧頂ければ経緯と何が問題かは御理解頂けるであろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131009-00000001-wordleaf-soci

…最大の問題は法律の規定そのものに矛盾がある事である。
教科書無償措置法は近隣市区町村による「採択地区」内では同じ教科書を使うと定めているが、地方教育行政法は各市町村に採択権限を与えていると言う矛盾だ。それ故竹富町は同一採択地区の石垣市与那国町と異なる教科書を採択するとした。

教科書自体は石垣市与那国町の採択した育鵬社の教科書は保守色の強い内容であるとされ、竹富町の採択した東京書籍
の教科書は逆に親支那・韓国等左翼系の強い内容であるとされる。

イメージ 2


この様に相反する内容の法律が並存し、かつ利害関係が衝突する事態はままある。さて、どう判断すべきか?

例えば国がトップダウンで決定する。実際是正要求という形でそうなっているが、竹富町は従うつもりはないようだ。

そもそも採択地区協議会が適法な手続きに則り選定した育鵬社版を竹富町が拒否し、これに沖縄県教育委員会が介入して、単なる親睦団体に過ぎない八重山教育委員協会を招集させて逆転裁決をさせた。これは明らかな違法介入であり、当時の民主党政権下でもこの裁決は無効とし、沖縄県に対し指導要請をしたが、県自体が竹富町側に立ち、遂には無償措置法に基づき、「自らの責任で教科書を調達すべき」と事実上の違反状態を当時の民主党政権が容認した(竹富町はそうした)のがこの問題の最悪の対応であったのだ。
責任取れよ、民主党

問題の教科書は中学の公民の教科書だという。日本という国の在り方を考える上で同地区が尖閣諸島という支那の侵略を受けているまさにその場所であり、また沖縄の米軍基地の負担という問題もある。しかしながら岡目八目的な視点では公秩序、公益を、国益の観点で優先すべきではないだろうか?そう考えるならば竹富町がどうすべきかは自明の理である。大人の大人げなさすぎな我儘で実際に迷惑するのは当地の中学生だ。それを完全に忘れているのではないか?何故教科書無償措置法は近隣市区町村による「採択地区」内では同じ教科書を使うと定めているのか?その意味を考えてはどうか?