靖国神社参拝にケチを付ける愚

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春の例大祭に合わせて国会議員146人が靖国神社参拝を行った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000515-san-pol

新藤総務相もまた、参拝している。

早速支那・韓国が反発している。また国内にも反対や憂慮を示す声もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000575-san-kr

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00050104-yom-pol

靖国神社戦没者を弔う行為を批判する国や人物は果たして靖国神社が戦後も戦没者追悼施設として存在している理由を知っているのだろうか?

筆者としては、その理由と歴史を知らずして参拝を批判するな、と言いたい。

戦前戦中は国家神道と言う事もあり、国家が密接に関わっていたのは間違いない。しかし戦後の占領期にGHQによって国と靖国神社は切り離され、また政教分離の規定がある以上、現在は国家神道復活、などとはならない。

GHQには靖国神社を「軍国主義神社」と見做して廃止する計画もあった。しかしカトリックバチカン)が異議を唱えた。

「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」
靖国神社を焼却する事は、連合国軍の占領政策と相容れない犯罪行為である」とまで言ったという。
また、
靖国神社国家神道の中枢で、誤った国家主義の根源であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」

これによって靖国神社は戦後も戦没者追悼施設としての存在意義をGHQにより認められて現在に至っているのである。

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靖国神社を訪れる進駐軍人。支那や韓国の理屈では彼等戦勝国側の人間も日本の軍国主義侵略戦争を賛美・礼賛した事になるのだが…?


従って日本という国家の中枢を担う立場の人物が自国の戦没者追悼をするのは当然だ。

また、所謂戦犯が合祀されているから良くないという批判もあるが、それも当たらない。
何故なら昭和33年の時点で全ての戦犯とされ、刑の執行中だった人物の釈放が実現しており、(サンフランシスコ平和条約の規定により、戦勝国側の同意付で)また名誉回復の国会決議もある。それと通常の感覚で言うならば戦争犯罪を犯して刑を執行し終えたらそれで話は終わっているのではないのか?そもそも「戦争犯罪人」として靖国神社に合祀したのではないのだから。

故にそれらも靖国神社参拝を批判する理由にはならないし、また批判するのはそういう歴史や経緯を知らないと自白するに等しいか支那・韓国の代弁者に過ぎない。