学ぶべき歴史を間違えた韓国人の例
一応フォローしておくとこの発言は韓国メディアが北朝鮮の主張(ここでは無人機の件)に惑わされないで欲しいという文脈での発言なのだが。
またこのキム・ミンソク報道官は「北朝鮮という国に人権、自由があるか。ただ1人(=金正恩)を維持するために存在しているのではないか」と強調したが…(まぁコレは間違ってはいないが)
…この記事を見て最初に思い浮かんだのが
イランのアフマディネジャド前大統領が2005年10月26日、テヘランで開かれた「シオニズムなき世界」と題する集会で「イスラエルは地図から抹消されるべきだ」と演説した件だ。勿論世界各国が猛反発したのは当然だったが。
彼を弁護する訳ではないが実際にはアフマディネジャドはホメイニ師の言葉を引用して「エルサレムを占拠している体制は歴史のページから削除されなければならない」と言ったのが真相だった。「歴史のページ」であって「地図」ではない。削除されるべきと言ったのは「シオニスト政体」であって、「イスラエルという国家」ではなかったのだが。(余りフォローにならないが)
聞いた側からからすれば、「シオニスト政権の排除」=「イスラエルを武力で滅亡」という解釈になるのは当然ではあるが、これは意図的な誤訳で犯人は誰とは言わぬがNYTなどだった。アフマディネジャドを貶める為の。嫌いな相手の発言を捏造するのは日本の左翼や支那・朝鮮に限った話ではなかったという実例だ。
閑話休題、いずれも不適切発言に違いはない。特に韓国は日本に対して「歴史を直視せよ」だの「日本はドイツに学べ」だの言うが、連中の「直視すべき歴史」
とはこういう悪例の事らしい。真似しない方がいいのは論を待たない。寧ろドイツに学ぶべきは韓国・北朝鮮である。かつて東西に分断されたドイツはお互いを国家と認め合う事から始めた。韓国・北朝鮮もそこから始めてはどうか。