目糞が鼻糞を笑う

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…興味深いコラムである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140518-00000149-chosun-kr

支那・韓国両政府関係者による定期交流行事で、支那の当局者が韓国政府の関係者に対し「朝貢外交に戻ったらどうか」と探りを入れる発言をしたという。朝貢外交とは、かつて支那周辺の国々が定期的に支那使節を送り、貢物を納める代わりに支那から安全を保障され、貿易を行ってきた前近代的な国際関係を指すものだ。支那を中心とする東アジアの国際秩序を形成する上で、韓国の賛同を求めようというわけだ。これに対し韓国政府の関係者は「過去の朝貢外交の時代のように、両国が緊密な関係を築けば、互いに利益になるのではないかというニュアンスだった。真剣な話ではなかったが、韓国に対する支那の指導者層の認識や内心がそれとなく表れたようで、不快だった」との事だが…

一言で言うなら「目糞が鼻糞を笑う」だが。


支那が韓国をどう見ているのか?冗談交じりに本音を言ったように感じたのは筆者だけだろうか?

併せて以下の記事も読んで頂ければ支那の本音も見えてくるだろう。

http://www.zakzak.co.jp/smp/society/foreign/news/20140518/frn1405180830001-s.htm

…要は支那に取っては日米韓の連携は都合が悪い。だから一番崩しやすい日韓関係を修復させないように、「反日」という一番分かり易いキーワードで支那は韓国を引きずり込んだ。「反日」に引かれた韓国も自らそれに乗っかり、米国と支那の間で漁夫の利を狙って失敗したのだろう。習近平が巧いのか、朴槿恵が間抜けなのか、あるいはその両方か。

かつて日本は自らを守る為、朝鮮半島を緩衝地帯とすべく奔走した。日清・日露戦争の基本的な日本側の目的はそこにあった。支那も同様に朝鮮半島は日米との緩衝地帯にしたいのだろう。ならば韓国による朝鮮半島統一は支那にとって最悪のシナリオである。仮にそういう機運になっても支那北朝鮮を煽って阻止するに違いない。その上で自らの権益拡大は謀りたい。また支那の野望はアジア全域に自らの影響力を行使する事であろう。先ずは一番弱い所と、かつて支配下にあった国々が狙いなのだろう。少なくとも千年以上支那の属国に過ぎなかった朝鮮はその意味では恰好の標的なのだろう。だからこそ「朝貢外交に戻ったらどうか」などと言う発言が出るのだろう。

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支那の狂った野望

韓国は韓国で米国と支那の間で漁夫の利を狙い、東アジアのキャスティングボードを握ろうとしていたのだが、支那の本音は「反日」を呼び水にして韓国を再び属国化する事と知って心中いかばかりか?こういうのを「蟷螂の斧」、「身の程知らず」と言うのだが。

コラムは「韓国が、中国の「朝貢論」と日本の「嫌韓論」のはざまで安全保障をめぐって孤立する事態を招かないためには、今からでも中国、日本との関係を立て直し、長期的な均衡外交戦略を打ち出すべきだ。100年前に韓半島が直面した状況は、決して過去の歴史として忘れ去るべきものではない。」と、結んでいるが、そんな事言ってる時点で韓国は自国の歴史に何も学んでいないのだろう。それはそうだ。韓国人の学ぶのは歴史ではなく、ファンタジーに過ぎないのだから。自身に都合の良いファンタジーからは得られる教訓はない。韓国人がそれに気付くのは自らが再び支那に虐げられた時だろう。だから韓国は「愚かな国」と揶揄されるのだが、当の韓国人がそれを理解していない。

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※こういうオチが待っているに違いない。