芸術まで反日

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芸術を愛でる心には国境はない。筆者はそう思っていた。しかし、そういう筆者の考えは韓国によって見事に打ち砕かれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-00000049-yonh-kr

韓国国立バレエ団が来年予定していたバレエ公演「蝶々夫人」を取り消すと発表した。今月頭に公演予定を発表した矢先の事である。

理由は作品性や完成度が芳しくなかったという評価を受けたからだと言うが同じ記事ではオーストリアでの世界初演は好評だったともある。…はて?

蝶々夫人」はイタリアの作曲家プッチーニによるオペラで(原作はアメリカの短編小説)、明治時代の長崎が舞台となっている。あらすじを簡単に話すと、米海軍士官ピンカートンが日本で芸者の少女(!)蝶々さんと結婚する事になる。3年経ち子供も出来たが、ピンカートンは任務が終わり、米国に戻る事になる。ピンカートンは蝶々さんの元に戻ってくる事を約束するが、米国で別の女性と結婚してしまう!(コイツは女の敵だ!)事情を知ってしまった周囲の人々はピンカートンを信じる蝶々さんには流石にそれを言えない。遠回しに縁談を勧めたりはするが、蝶々さんは決して受け入れない。やがてピンカートンは戻って来るが蝶々さんはそこで真実を知り、父親の形見の短刀で自害してしまう…

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※蝶々さん同様の強き愛

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※蝶々さんの愛は南斗の男の心を打った。




…と言う話でこの時代のヨーロッパのオペラでは珍しく日本が舞台の作品である。また作中には「君が代」「お江戸日本橋」「さくらさくら」「越後獅子」といった日本の音楽も取り入れられており、日本人に馴染み易い作品となっている。プッチーニの代表作の一つとされている。

余談だが、作中に登場する蝶々さんの息子のその後を戦争や長崎原爆投下を交えて描いたオペラも製作されているそうだ。

…読者様にはもうお分かりであろう。この韓国国立バレエ団が「蝶々夫人」の公演を取り消しにした真の理由が。記事でもさり気なく触れていたが「日本色の濃い同作品を国立バレエ団が上演するのはふさわしくない」との指摘が出て、受け入れた(または受け入れざるを得なかった)のが本音であろう。

芸術作品に罪はない。だが韓国人は作品の舞台が日本だというだけで難癖を付ける異常な思考回路の持ち主だという事が毎度の事だが改めて明らかになったという事だ。要するに単なる反日活動の一環でしかない。

同時代のヨーロッパの有名なオペラで朝鮮を舞台にしたオペラの話は聞いた事ないが何故だろう?韓国人はまずその理由を難癖付ける前に考えた方がいいだろう。まぁ韓国人のお得意な「歴史を直視」すれば答えは自明の事なのだが。

韓国人は何かに付けて日本を貶めるが、自力で日本を超えるという発想はないのだろうか?日本をライバル視するのは勝手だが、日本に勝ちたいなら日本を貶めて相対的にのし上がるのではなく、正面から堂々と挑んでみればいいのだが。

芸術やスポーツなど国境のない分野でも何かと「反日」を持ち出す異常な国。それが韓国なのだろう。そういう分別を身に付けるのが先決だが、韓国の民度では無理なのだろう。情けない話である。