12年振りに帰ってくるゴジラ

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当時の流行りを取り入れたりもしていた。

来たる2016年に日本版「ゴジラ」の新作映画が公開されると東宝が発表した。

http://www.cinematoday.jp/page/N0068810

ゴジラ復活プランは既に存在はしていたようだが、やはり今夏公開のハリウッド版「GODZILLA」のヒットが引き金になったようだ。ゴジラの根強い人気と魅力が改めて確認されたという事か。

ストーリーやキャストは調整中との事らしく、確実なのはハリウッド版とは関連がないという点だそうだ。あちらはあちらで続編が決定しており、今度はモスララドンキングギドラも登場するというが…「三大怪獣 地球最大の決戦」や「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」のリメイクにはしてもらいたくはない。

さて、ゴジラファンにとって久々の本家ゴジラとなれば、2016年が楽しみで仕方ないだろうが、筆者としてはどんなテーマをゴジラに託して映画が出来上がるのかが気になる。原点とも言える「反核」は外せないだろうが。

…過去のゴジラは日本への警告を伝える役目もあった。例えば「ゴジラVSキングギドラ」ではバブルに浮かれる日本への警告がテーマだった。実際直後にバブルは弾けてしまったが。「ゴジラVSモスラ」では環境問題がテーマであった。このように単なる怪獣が暴れるだけのエンターテイメントに止まらないテーマ性もゴジラ映画の魅力の1つだと言える。

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※当時この時計台が本当に破壊されていないか映画を観た後に確認しに行く人が多かったそうだ。

そのエンターテイメント性の部分ではゴジラが日本の何処に出現して何を壊すのか、と言った部分が話題を呼んでいた。先述の「ゴジラVSキングギドラ」では最終決戦の舞台が竣工直後かつ当時日本一の高さを誇った東京都庁であった。現実世界で出来上がって即ゴジラの餌食になった事も話題のネタだったのだ。(誰だ?今やっちまえなんて言ってるのは?)

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※流石に自社ビルは全壊させなかったw

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※この後都庁は全壊…

その他にもゴジラの餌食になった有名スポットは国会議事堂、熱海城名古屋城、新宿高層ビル、ツイン21、横浜みなとみらい一帯、京都タワー、幕張一帯、福岡タワー、国際展示場、東京タワーなど多数にのぼる。

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四日市コンビナートは2度目の襲来。

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※ここで餌食になったアクロス福岡は実は開業前だった。

既に一部では新作でゴジラ東京スカイツリーを破壊してくれないかと期待する声が上がっている。ご存じのようにスカイツリーは634メートルもの高さを誇るがゴジラの身長は最大で100メートルだった。スカイツリーから見ればゴジラと言えども足元程度の高さしかないが。実は筆者もそれを期待している一人であったりする。他にもあべのハルカス等も破壊の標的として期待されている(?)かもしれない。

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※大阪にも何度となく襲来している。

12年ぶりのゴジラがどんな話題を振り撒き、また何を我々に伝えにやってくるのか、それを楽しみにしていたい。