パワードスーツ導入の夢と現実


自衛隊「パワードスーツ」による隊員強化を計画している模様だ。

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※パワードスーツの運用風景。

政府は平成27年度防衛省概算要求で、「高機動パワードスーツ」の研究開発費として9億円を計上したと言う。

http://www.sankei.com/west/news/150203/wst1502030006-n1.html

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防衛省によるイメージ図。

「パワードスーツ」と言うと、人間に装着して通常以上の能力を出せるようにする装備品と言えるだろう。戦闘に使うとなれば、特撮ヒーローを真っ先に思い浮かべるだろうが、防衛省によると、自衛隊が使用するパワードスーツの目的として島嶼部攻撃等への対応」「大規模災害等への対応」を挙げている。例えば対戦車兵器などの重量物を携えながらの迅速な活動や、災害時に要救助者を背負って安全な場所まで搬送するなどの利用を想定しているという。

現実にこのパワードスーツは民間でもお年寄りのリハビリや農作業などを念頭に実用化目前だと言う。自衛隊が導入に向けて研究・検討しているのはそれらを更に洗練・強化・進化させたものだと考えて差し支えなかろう。

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自衛隊の導入する現実的なロボット

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※空想世界のパワードスーツのヒーロー達。自衛隊がコレを標準装備にしたら最強どころか無敵なのだろうが…


また、今年度は両腕を持つ“ロボット”も導入するが、こちらは履帯で動くショベルカーのアームを2本にしたような形状。あくまでも実用性を重視した現実的な仕様になっているそうだ。それがそうだろう。自衛隊の部隊が全員「宇宙刑事ギャバン(ふ、古い…)」とか「アイアンマン」の様なヒーロー部隊になってしまうとそれはそれで予測不能な程のとんでもない戦闘力の部隊になってしまう。そんな部隊が出来れば間違いなく海兵隊でも赤子扱いするだろうが、明らかに「専守防衛」の範囲を遥かに超越するだろう。「東宝自衛隊」も真っ青の「ヒーロー自衛隊」になってしまう。まぁ、残念ながら現行憲法を改正しない限り実現は法的には先ず不可能だろうけど。

…ところが韓国軍ではそんな「アイアンマン」部隊よろしく、「パワードスーツ」部隊を計画していると言うからお笑いだ。

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※その完成予想図がコレ。この時点で「パクリだろっ!」とツッコミたくなる。

まるで特撮ヒーロー(のパクリ)みたいだが、韓国ネットでは
「水筒やガスマスクすら1970~80年代の旧式なのに」
「新装備導入より先に防弾チョッキをそろえるべき」
「まずライフルにスコープをつけろ」
と言ったツッコミが入っているそうだ。

更にお笑い韓国軍の装備品導入には大抵不正がセットで付いてくる。勿論そのような指摘が韓国内では既に出されている。尤も既に韓国軍の防弾チョッキが北朝鮮のライフルの前には無力であった事が判明している。見た目はともかく仮に出来たとしてもスーツが重すぎて動けないとか、装着状態であっさり故障して決めポーズどころか極めポーズになって悶絶したりと言ったオチが今からでも簡単に予想できる。所詮はお笑い韓国軍のやる事だ。

因みに支那ではさらに驚きの「アイアンマン」が登場して話題になった。

今年1月、大量のアイフォーンを支那に密輸入しようとした香港の男が逮捕された。

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支那のアイアンマンはこんなものだ。ヒーローを犯罪者にしないでもらいたい。

94台ものアイフォーンを体中にテープで巻き付け、まるで体をアイフォーンの鎧で覆っているような状態だった。上から服を着て隠していたが、関節がほとんど動かず姿勢も動きもおかしいことから、税関で即座に見破られた。地元マスコミは「防御力が極端に低いアイアンマン」と報じられている…そうだ。

やはりコイツらにはパワードスーツなど夢のまた夢、それが正解の様だ。