何を教育すべきか解っていない教育委員会

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※問題なのはこれを問題視する市教委とそのように報じるマスコミだ。

《愛知県一宮市の市立中学の男性校長が、学校のホームページ上のブログに、神話に基づく日本建国の由来などに触れながら、自国に誇りを持つよう訴える記事を掲載したところ、市教育委員会から「神話を史実のように断定的に書いている」との注意を受け、記事を削除していたことが21日、分かった。学校側には教職員組合から抗議文も出されたが、「校長は間違っていない」「感動した」などと記事内容を評価する声も多数寄せられているという。》

http://www.sankei.com/life/news/150222/lif1502220014-n1.html

ところがこの記事を批判する電話が12日に1件寄せられたことを受け、市教委が校長を注意。校長は「生徒や職員に迷惑をかけたくない」として自ら記事を削除したが、実際には中学社会科の学習指導要領では「神話・伝承などの学習を通して、当時の人々の信仰やものの見方などに気付かせるよう留意すること」と明記されている。一体何が問題だと言うのか?

校長は「神話を通じ、子供たちに『自分より人のため』という古代からの日本人の精神性を伝え、自国に誇りを持ってもらいたかった」と話した。一方、市教委学校教育課は「部分的に読むと史実と受け止められかねず誤解を招く」としているが、最初から「神話」と断っている上、上記の様に明らかに学習指導要領に即した内容であるのは論を待たない。こう言うのを「詭弁」と言う。
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※この狂気の市教委にはこう言ってやるべきだ。

市教委にはこれまで「偏向教育だ」という匿名の手紙が1通寄せられたほか、一部報道を受け、賛否の電話が十数件あった。学校側にも海外在住の日本人を含め、電話やファクスが多数寄せられ、大半が記事を評価したり、「削除する必要はない」などと校長を激励したりするものだという。当然だ。

結論から言ってしまえば愛知県一宮市教育委員会学習指導要領のイロハも判らず、何が「偏向」なのかも理解出来ない無知蒙昧無能の集団であると自ら証明したと言うことだ。こんな連中の存在自体が子供達の将来を奪う有害なものでしかない。一片の存在価値もない集団であると言うことだ。これはマスコミにも言えることだが、「不偏不党」とは「反政権」と言う意味ではない。「偏向」とは教育者の視点からズレたものだけを指すのではない。公平に見れば日教組の視点は明らかに左に偏向しているではないか。それこそ「偏向」そのものだ。この一件は左翼思想の信奉者による言論弾圧だと言っても過言ではない。こんな連中が「言論の自由」を口にするのである。ブラックジョークでしかない。
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古事記日本書紀に伝えられる「神話」が100%真実とは言えないかも知れない。しかし朝鮮以外では概ねこの手の話にはモデルになる様な逸話が存在するものである。従ってその話を通じて「後世に伝えたかったこと」と言う核心部分は変わらないと言えるだろう。
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仁徳天皇

例えば引き合いに出された仁徳天皇の「民のかまど」の逸話。実際に仁徳天皇が話の通りの対応をされたかどうかは然程問題ではない。それ以上に重要なのは「日本の皇室が古来より民を大切にしてきた」と言う点だ。そして仁徳天皇がその治世において特に民衆の生活レベルの向上に尽力されていたと言う点だ。諡号やその御陵がそれを如実に表している。
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※人徳なき天皇の御陵がこんなに巨大になる筈がない。

そもそも日本の皇室は神話の真偽はさておき、学術的に確実な史料に沿って見ても世界最古の歴史ある王室であるのは論を待たない。他国では洋の東西問わずどれだけの王家がその座から追われ結果一族皆殺し等の悲惨な末路を辿ったことか。日本では皇家を滅ぼして取って変わった者は皆無である。…それを企んだ人間が居ない訳ではないが。また歴代天皇で暗殺された疑いがある天皇は何人かいるが、確実に死因が臣下による暗殺だと言えるのは崇峻天皇ただ一人だとされている。それだけ日本では皇室と民衆の信頼関係が強固なのだ。
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※当然の前提と心構え

ところが左翼思想は無造作に日本人が長年培って来たこの様な信頼関係や精神、即ち日本人としてのアイデンティティを破壊してしまう。これが有害でなくて一体何なのか?偉大なる先人の逸話に触れる際重要なのは「その話を通じて後世に何を伝えたかったか」を読み取る事ではないかと思う。その点からもこの校長先生のブログは賞賛出来てもケチを付ける要素は皆無である。校長先生は自らの記事を削除してしまったが、心ある方々が転載して下さっている。
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※校長先生のブログ全文

http://yaplog.jp/todays_afpbb/archive/647

それに末席からではあるが、これに感謝の意を表したい。