民主党に存在価値の無い事を証明した党首発言

イメージ 1


…やはり民主党政権の誕生は永遠に日本の黒歴史であるべきだし、これからも未来永劫民主党に政権担当などさせてはならない。この様な記事を見ると尚更そう思える。

《英紙タイムズは28日、安倍晋三政権の下で緊張関係が続く中国と「限定的な衝突」が起こる可能性は否定できないと指摘する、民主党岡田克也代表のインタビュー記事を掲載した。岡田氏は、日本が将来的に徴兵制を復活させる可能性があるとも述べた。

インタビューで岡田氏は「中国や韓国との関係がうまくいっていないのは、安倍氏の言動が原因だ」と批判。中国と「限定的な衝突が起こる可能性は完全には排除できない」と述べ、「もし全面紛争となったら、日中とも生き延びられないだろう」とも指摘した。

また、集団的自衛権の行使を容認する安倍内閣閣議決定について「(歴代内閣の)解釈を、安倍首相の独断で変えてしまった」とし、「この事例に基づくと、自分の判断で徴兵制を復活させる首相が将来現れる可能性もある」と述べた。

インタビューは安倍首相の今回の訪米に合わせて行われたという。》

http://www.sankei.com/world/news/150428/wor1504280045-n1.html

「中国や韓国との関係がうまくいっていないのは、安倍氏の言動が原因だ」なんて出鱈目をよく言えるものだ。支那との関係悪化は尖閣沖での支那漁船衝突事故及びその後の度重なる領海侵犯が、また韓国との関係悪化はあちらの前大統領李明博竹島不法上陸と天皇陛下への無礼な謝罪要求、さらに国書受け取り拒否などの非常識言動が原因である。これらは皆、民主党政権時代に起こった出来事、つまり安倍首相の再登板前なのだが…?

そういう事実関係を無視して自分達の不始末も含めて安倍首相に責任転嫁しようなどゲスな発想である。これが日本の野党第一党の党首の言動とは思えない程のレベルの低さを、しかも海外メディアに報道される訳だ。日本の恥として宣伝しているに等しい。

また集団的自衛権の行使を容認する安倍内閣閣議決定について「(歴代内閣の)解釈を、安倍首相の独断で変えてしまった」とし、「この事例に基づくと、自分の判断で徴兵制を復活させる首相が将来現れる可能性もある」とか抜かしたそうだが、そもそも従来の「日本は集団的自衛権を保持しているが行使出来ない」と言う解釈がおかしいと言うだけの話だ。勿論憲法9条との兼ね合いはある。だからこそその範囲内で必要最小限度に留めようと色々な要件を定めようと言うのが政府案だ。
イメージ 2



それに対する民主党の対応がコレである。専守防衛の観点から安倍政権が進める集団的自衛権は容認しない」ってどういう意味だ?安倍首相でなければ集団的自衛権行使容認の余地があるとでも言うのだろうか?これこそ「反対の為の反対」そのものであり、また党内意見の一本化に失敗した証拠だろう。

また徴兵制と言うのは現在の軍事システムには向いていないと言う指摘がある。兵器の取り扱いが高度な専門知識を要求される為、徴兵された素人が一朝一夕で使える代物ではなくなっていると言うのだ。つまり数年徴兵で軍にいた所で「良くて一人前になるかならないか、精々半人前が関の山で徴兵期間終了」では徴兵制そのものに意味がないと言うのだ。岡田克也の発言はそういう事情を無視した発言であり、事情を知らないとしか思えない。

結局のところ民主党に進歩は無かった、と言う他無い。自民党は野党転落後、自民党なりに今までの自分達の在り方を見直して進歩して再び与党に返り咲いた。外から見ていてもそれが判る程見違えて、である。

対して民主党は反省も進歩も何もない。これでは話にもならない。そもそも民主党自体が政策集団と言うより選挙互助会でしかないのだから変わりようがないのだが。やるべき事と言えば党としての政策を明確化して反対する者を排除して…と、なるがそれは現在の民主党の存在を否定することに他ならない。要するに存在価値の無い政党だと言う事だ。