岡田克也の偽善、二枚舌、党利党略反対論

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…かなり前の映画で恐縮だが、平成ガメラシリーズを監督した金子修介監督がゴジラ映画をも監督したゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」。…映画の終盤でゴジラを倒すべく魚雷僅か1本を搭載した潜水艇で出撃しようとする宇崎竜童さん演ずる立花准将。それを知った彼の娘、由里は無線で軍に抗議するのだが、それに応えたのが当の父親の立花准将だった。彼は娘にこう問いかける。
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「他の誰かなら よかったのか?」
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「危険な任務でも、お前の知らない他の誰かならよかったか?」

…その言葉の意味を考えさせたい人物がここにいる。
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民主党岡田克也代表は24日夜のBSフジ番組で、北朝鮮が米国を狙って弾道ミサイルを発射した場合、日本は集団的自衛権を行使できない現行法制では撃墜することはできず、そのために法制を改める必要もないとの認識を示した。事実上、米国に向かうミサイルに自衛隊が共同対処する必要はないとの考えを示したものだ。

 岡田氏は、政府が提出した安全保障関連法案で集団的自衛権行使が認められる存立危機事態について「米国にミサイルが飛んでいくことが存立危機事態に当たるのか」と疑義を呈した。そのうえで「グアムなど米国へ飛んでいくミサイルまで撃墜すべきだというなら、裸の(全面的な)集団的自衛権憲法改正して認めるしかない」と指摘した。

 さらに岡田氏は「今、集団的自衛権を認める必要はない」と断言。事実上、米国を狙ったミサイルに自衛隊が共同対処する必要はないとの認識を示した。一方で「未来永劫(えいごう)認めないと決めつける必要はない。将来の余地を全部ふさぐ必要はない」とも述べた。

 一方、岡田氏は北朝鮮有事に関し「日本がまずやるべきは、朝鮮半島にいる日本人を無事日本に移動させることだ。韓国政府の協力なくしてはできない。首脳会談もできない状況で、それができるのか」と指摘。政府に「外交努力が足りない」と注文を付けた。

 出演者から、民主党政権下で当時の李明博大統領が竹島に上陸するなど、日韓関係が悪化したことを指摘されると「連続線上の到達点だ。(民主党への)政権交代の前に(韓国の)首相が行って石碑を作っている。突然、大統領が行ったわけではない」と述べ、「民主党を責めるのはちょっと違う」と反論した。》

http://www.sankei.com/politics/news/150624/plt1506240046-n1.html

岡田克也「今、集団的自衛権を認める必要はない」と断言。事実上、米国を狙ったミサイルに自衛隊が共同対処する必要はないとの認識を示した。では「攻撃対象が日本でないならいいのか?」「そのミサイルで被害を被るのが日本人でない他の国の誰かならよかったか?」と聞いてみたい。

…もしこれに「YES」とでも言おうものならば岡田克也は人でなしである。そうであるなら政治家以前に人として間違っている。そういう人間の考えなど考慮する必要など一切無い。今現在集団的自衛権行使を容認しないのはそういう人でなしになるのと変わり無いと言っても過言ではなかろう。要するに憲法9条の下、「日本だけが平和であればいい」と言う一国平和主義など偽善者の戯言に過ぎない、と言う事だ。
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本来ならば憲法をまず改正するのが筋だ、と言う反論は当然だろう。本来ならばそうするべきだ。そんな事は言われなくても安倍首相だって理解しているだろう。だが、現在進行中の支那の侵略帝国覇権主義はそういった余裕を与えてくれないのが現実である。と、なれば応急措置なのは百も承知で解釈改憲で凌ぐしかないのが実情であるのだろう。疑問・反論があるならば憲法前文が言う「平和を愛する諸国民の公正と信義」が現在の支那のやっている事の何がそれに該当するのか?それを日本が信頼すべき根拠を明確にしてからにして頂きたい。

また岡田克也「未来永劫認めないと決めつける必要はない。将来の余地を全部ふさぐ必要はない」とも述べている。この発言が現行憲法を前提にしているのならば民主党でも集団的自衛権行使容認を可能にする何らかの解釈が存在する可能性を示唆しているとも言える。それでいて憲法学者付和雷同して「違憲だ。」と言うのはダブルスタンダードでしかない。そんな二枚舌を信じろとでも言うつもりなのだろうか?人を馬鹿にするにも程があるのではないか?岡田克也

不思議な事にその憲法学者「従来の政府解釈で説明が付かない」から違憲だと言っている。何故昨年決定された最新の政府解釈を前提に考察しないのか?現在の政府解釈に照らせば現在審議中の安全保障関連法案は勿論その枠内に収まる。最初からその様に作られているからだ。つまり憲法学者はそもそも政権側と同じ土俵で議論していないのである。そう言う議論に騙されてはならない。

結局の所、岡田克也の反対論は何処まで行っても「反対の為の反対」「安倍首相だから反対」と言ったレベルでしかないのである。国家国民の為に議論しているのではなく、党利党略しか頭には無いと言っていい。この期に及んで本音で議論をしてはいない。そんなのを支持する意味はない。コレだから民主党は最低最悪なのだが、岡田克也はそれを理解していない。所詮は三流ということか。
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