「泥鰌」で考える「自然との共生」


たかが泥鰌、されど泥鰌と言った所か。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00010001-nishinp-sctch

…意外にも泥鰌とは鯉の仲間なのだと言う。姿形からは連想し難いのは筆者だけではあるまい。

その泥鰌だが、日本には約30種いるそうだが、近年新種の発見が相次ぎその三分の一はここ数年で発見された新種なのだそうだ。

…何らかの理由で元々いたのに人目に触れなかった種もいるかも知れないが、人間の活動が進化を促したり、逆に絶滅の方向に追いやっている可能性は否定出来ないだろう。

日本でも7種が「絶滅危惧種」なのだと言う。環境破壊が絶滅、と言う悲劇にならない様、留意が必要であろう。

また、環境の変化による進化、と言うか形質の変化は我々の想像以上に早い事もあると言うから侮れない。カニの仲間には僅か十数年でそんな変化が確認された例があったそうだ。

現生種が絶滅してしまうと復活させるのは大変な苦労になる。DNAがあればすぐ出来るなんて甘いだろう。「ジュラシック・パーク」ではないのである。

人間の活動は嫌でも自然に影響を与えてしまう。だが、「自然との共生」と言うのを無視する訳にもいくまい。自然との在り方について、一考の余地はあるのではないか?そう思って記事を紹介してみようと思った次第である。