ホーキング博士の警告「宇宙人は地球侵略しに来る可能性があるので関わらない方がいい」

イメージ 1


※「車椅子の天才科学者」ホーキング博士

「車椅子の天才科学者」として有名なスティーブン・ホーキング博士。ホーキング博士の唱える学説が「AIが人類を滅ぼす可能性がある」等の様に学界のみならず世間を驚かせる事は珍しくないが、今回「エイリアンが地球に来た場合、コロンブスの米大陸上陸時のように、先住民族のことをよく知らないために起きた結果(大虐殺)になる」と述べて再び世間に衝撃を与えたと言う。
イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


http://www.sankei.com/premium/news/151011/prm1510110010-n1.html

ホーキング博士は最近「地球外生命体を探す」プロジェクトにも取り組んでいると言う。このプロジェクトはロシアの大富豪の協力のもと、10年計画で銀河系内の100万の恒星を主な対象に地球に届く電波を調べてその中に地球外生命体からの物とおぼしき電波を探し出す、と言うプロジェクトなのだそうだ。映画「コンタクト」でやっていた様な物であると考えて差し支えなかろう。
イメージ 9


※問答無用で侵略しに来た宇宙人。
イメージ 10


※最初は友好を装い侵略しに来た宇宙人。
イメージ 12


※既に日本を侵略しに宇宙人が来ていたりする。

仮にこのプロジェクトで地球外生命体の存在を確認・証明出来たとしてもホーキング博士「関わりを持たない方がいい」「彼等が地球を侵略する可能性があるからだ。」とする従来の自身の考えを変えるつもりはないらしい。映画では「宇宙人が地球を侵略する」と言う設定は数多いが、これは映画の話ではない。何故ホーキング博士はそう考えるのだろうか?

「高度な文明を持つエイリアンは、自分たちが征服して植民地にする惑星を探すため、(宇宙を徘徊する)遊牧民のようになるからだ」

博士はその理由をこう述べている。

仮に宇宙人が存在して地球にまでやって来れるテクノロジーがあるとすればその時点で現在人類が持っているテクノロジーを大幅に上回っているのは間違いない。我々の太陽系に最も近い恒星であるケンタウルス座α星まで4.3光年離れていると言う。「km」に換算すると41兆2800億kmにもなる。最近冥王星を探査している「ニュー・ホライズン」が地球から冥王星に到着するまで9年半かかったが、このスピードでは隣の恒星まで「行くだけ」で7万5千年かかる計算になる。どう考えても絶望的だ。と、言うより人類は広大な宇宙を自在に移動できるテクノロジー等持ち合わせてはいない、と言わざるを得ないのである。
イメージ 5


イメージ 6


※こんなの人類に作れるかっ!

だがこっちが相手を「見て見ぬふり」をしていても向こうから勝手にやって来ることもあり得る。そんな場合の対抗策などの本格的検討を促しているとも受け止められているホーキング博士の今回の発言だが明らかに相手のテクノロジーの方が上手なのにどう対抗策を考えろ、と言うのだろうか?インデペンデンス・デイ」の巨大円盤型宇宙船や「スター・ウォーズ」の「デス・スター」に現在の人類が太刀打ち出来るとでも言うのだろうか?どれだけ資材や資金、人手や時間があってもあれほどの規模の建造物、と言うだけで数年どころか数十年、数百年単位になるのは間違いない。どうやらホーキング博士に反論したければ先ず「デス・スター」でも作ってからにした方が良さそうだ、とも言える。

イメージ 7


イメージ 8


※タイミングは偶然でも火星に生命体が生存していた、若しくはしている可能性はある。間違ってもゴキブリを放ってはならない。

しかもホーキング博士の発言から3日後に偶然NASA「火星表面の谷間に沿って、塩水の川が流れている有力証拠を見つけた」と発表して、これが地球外生命体の存在の可能性を示唆するものであっただけ騒ぎが拡大する結果になった。

「災害が地球を破壊する危険性が高まっており、人類の生存は、宇宙に(地球以外の)新たな家を探す能力にかかっている」

ホーキング博士はこうも述べている。不肖ながら筆者はホーキング博士の講演を聞きに行った経験がある。とてもユーモアたっぷりに判りやすく話をするのが印象的であった。ホーキング博士の本音は人類の行いが地球環境を破壊する事への警告と共にその対策の必要性を訴えたかったのではないだろうか?不肖筆者としてはそう受け止める事にしている。
イメージ 11


※「E.T.」は名作だが、宇宙人の全てがこうであればいいのだが…そうはいくまい。